発表されたその日に発注したMacBook Proが昨日ようやく届きました。
小説書きとモバイル用としてMacBook Airを6年ほど使っていて、性能的には困っておらず、今のところ故障もないのですが、ACアダプタのケーブル部分が黄ばんできてそろそろこちらが壊れそうな感じがしてました。
MacBookを長期間使ってる人はご存じだと思いますけど、ACアダプターのケーブル部分って経年劣化で皮膜が一気に裂けちゃうんですよね。もしそうなった場合に、今更転用もできないACアダプターを買い直して使い続けるのもなんだし、そろそろ買い換えの時期かなと思っていた所でした。
そんなときに発表されたM1搭載のMacBook(とmini)。性能面についてはアーキテクチャの違うCPUで比較しても意味がないと思いましたが、そんなことよりバッテリーの持ちがかなり良くなったことが魅力的でした。初物で未知数のM1に手を出すのはリスキーで避けようとおもっていたのですが、それを差し引いてもお釣りが来る稼働時間が決め手となって、気づけばApple Storeで発注してしまいました。
ぶっちゃけ、この時点ではアプリがM1用バイナリになるまでそれほど性能出ないかもと考えていて、まあそれでもテキスト入力に支障がなければ十分だと割り切った買い物だったのです。
メモリは16G、ストレージ1Tで迷いませんでしたが、AirとProのどっちかは少々悩みました。けど、とりあえず上位機種を買っておけば後悔しないとの理由でProを選択。ベンチマークの性能を見た後だとAirでもよかった気もしますけど、どうせまた5年くらい使い倒すんだから1日当たりの金額にしたら誤差だと開き直ります。
そんなこんなで発売日を過ぎても発送される気配もないまま、既に実機を手にした人のレビューを眺めてどうやら地雷を踏まずに済んだと胸をなで下ろしたのでした。
昨日になってようやく到着。初期設定をしてから数時間触ってみた感想です。
・アプリは拍子抜けするくらい普通に動く。間違えてIntel版が届いたのかと不安になるくらい。
・Rosettaの変換も6年前のMBAより早く起動するので気にならない。
・速度は速くなったといっても30分で慣れます。やたらと性能が喧伝されるけど、価格帯や電力性能比が高いだけなので、過度の期待は無用かなと。
・とはいえ、ATOKやExcelで一瞬待たされたりが無くなったのですごく快適です。
・バッテリーの持ちは期待通りの高性能。出先で不安無く作業できるってのは心強いです。
・スリープの復帰が速い。液晶開いて45度くらいで復帰完了してる感じ。ノートPCというよりタブレットの感覚です。
・Kindleのアプリだけクソ重い。ふざけんな!
ってな感じかな。モバイルノートとしてストレス無く使える優秀な道具ですね。
性能面については前述の通り、このバッテリー性能や価格帯で考えると超高性能ですけど、絶対的な速度については過度の期待は禁物でしょう。
今後はちょっと時間の余裕があったらフォトショやクリスタの使用感も試してみたいけど、それにはタブレットどうするかですね。