*daisystar*

雑記帳

VRChat始めて半月ほど経ちました

Twitterを見てもらえば分かるように、9月末からVRChatを始めて程々に楽しんでるので、みんなおいでよヴァーチャルワールドって感じでここ2週間で得た知見や何やらをメモしてみようと思います。

■機器購入から始めるまでの長い道のり

 VRChatはずっと前からやってみたいなと思っていて、HMDなくてもPCモードでできるということだったので、大分前にアカウント作ってプレイしてみたんですけど、やっぱコレジャナイ感があって放置していました。

 きちんとVRCやるならHMD買うしかないとはいえ、コスパのいいQuest2はFacebookアカウント必須ということで無条件に選択肢から外れ、どれくらい楽しめるかどうかもわからないのに10万円以上をポンのと出すほどチャレンジャーでもなく、そのまま時間が過ぎていったのでした。

 状況が変わったのは7月初めにMetaアカウントの導入とMetaのVR機器にFacebookアカウント不要となると発表したことです。これは!と思い量販店の通販在庫を見ると、みんな考えることは同じなのか刻一刻と品切れとなっていく状況。普段ならMetaアカウントの導入が実施された後に買えばいいやと考えるのですが、ここでは不思議に思ったのは量販店のステータスが「在庫切れ」とか「入荷未定」ではなく「取り扱い休止」になっていたことです。これは新機種が出るときの兆候でもあるのですが、何よりもこの円安ですから、このタイミングで在庫が捌けたら値上げと考えるのが自然です。
 Quest2も発売からしばらく時間が経っているため、マイナーアップデートの可能性もありそうと一瞬考えましたが、詳細未定ながらQuest Proの発売がアナウンスされてる中でQuest2については何も触れられていませんし、HMD製品の中ではコスパで圧勝しているため近々後継機種も出ないかなと推測しました。(これ書いてる時点ではPICO4が発売されているので今後の状況は分かりませんが)

 さらにはiPhone14のスペックがイマイチで機種変更見送ったことや、冬コミ申し込まなかったことや、転職の有給消化で時間があったことなんかも重なって、わりと始める条件が揃っちゃったためQuest2購入を決めたのでした。なんだかんだで考えている内に国内の在庫はほぼ出払っていて転売なんかも始まっていましたが、Metaの直販ではまだ128Gモデルが買えたのでポチり。

 予測通りしばらくしてからQuest製品の値上げが発表され、ナイス判断と胸をなで下ろしました。

 

 さて、購入して1週間ほどでQuest2は届きましたが、Metaアカウントの導入は8月からとのことなので暫くは部屋の隅に放置。いよいよ8月に入って始めるぞ〜とわくわくしているのに、待てど暮らせどMetaアカウント来ない。試しにQuest2起動してみるも、旧OculusアカウントかFacebookでのログインを求められる。確かに8月1日からとは言ってなかったけど、まさか月末ギリギリまで待たされるなんて思わないじゃーんん。やっぱりFacebookは糞。ヘイト溜まりまくりでVRCへのモチベーションもダダ下がり↓↓です。

 8月末に丁度ソウルハッカーズ2が発売されたこともあり、なんだかんだと文句を言いつつどっぷりプレイ。クリアしたタイミングでアサシンクリード オリジンズがセールになっててうっかり購入してしまい、そのままずっぽりイングランドを駆けずり回ります。メインストーリーをクリアして気付けばもう9月も終わりに。ここでようやくQuest2の存在を思い出してVRChatを始めるところまでたどり着きました。

 

■最初の1週間

 いよいよ始めたとはいえ、特に知人がいるわけでもなく勝手もわからないので、1人でおっかなびっくりワールドを探索します。初心者向けにお勧めされているワールドを起点にポータルから移動したり。Publicで既に人が居る場合はInviteで新たにインスタンス立てる(コミュ忌避)。ちなみにインスタンスは人が居なくなると勝手に消えるようです。たぶん。良かったdelete呼ばなくていいんだ。ワールドリークしないんだ。ガベコレ様々だ。

 早速自分のアバターを導入したいと思っても、VRCにはTrust Rank(後述)というものがあって、初めは自分でアバターをアップロードできず、Publicに公開されているアバターしか使えません。Avater Museumをはじめとして色々なところでサンプルという形で公開されているので、そちらを使わせてもらえばかったのですが、サンプルをそのワールド外で使ってもマナー的に良いものか分からなかったため、Publicに公開されていたリージュちゃんを主に使わせてもらいました。

 BOOTHとかで販売されている有償アバターはライセンスとしてPublic化禁止がほとんどなのですが、リュージュちゃんというアバターはとてもかわいい上にライセンスがかなり自由度高くて、Public化も許可されているため、ありがたく使わせていただきます。

booth.pmもちろんBOOTHでも購入して些少ながらboostもしました。

 

■トラストランクについて

 VRC内にはトラストランクというものがあり、アバターをアップロードするにはVisitorからNew Userへとアップする必要があります。

vrchatjp.playing.wiki トラストランクを上げるための条件は公開されていませんが、New Userになるためには一定時間のプレイとフレンドを増やす必要があると推測されています。完全ソロプレイはできない仕様ですね。

 わたしの場合、約10時間ほどプレイした後、[JP] Tutorial worldで案内していただいた方にフレンド申請いただいたらすぐにNew Userとなれました(都合10Hプレイ+フレンド1人)。人によっては即日New Userになれたみたいなので、もうちょっと緩いかもしれません。

 なお、フレンド申請によるトラストランク上昇は単純に人数ではなく申請する側のランクによって重み付けがされているらしく、高いランクの人からのフレンド申請を受けると自分のランクが上がりやすいと言われています。
 既に信頼されてる人がフレンド送る相手は相応に信頼できる人のはずという理屈っぽいです。まあシステム自体はブラックボックスなので、経験則でそんな感じってぐらいの理解でいいのかな。

 

アバター導入と着せ替え

 前述のように自分でアバターをアップするにはトラストランクを上げる必要があり、ずっと1人でいるわけにもいかないので、まずは初心者向けのワールドやイベントにおっからびっくり参加していきます。

 前述の通り、[JP] Tutorial worldには親切に初心者案内をしてくれる方が居て、そこでフレンドになってもらって分からないことを聞いたり。初心者向けの案内イベントも色々な人が週に数回ぐらいのペースで行われているので、そこを起点に始めるのが定番でしょうか。

 VRC内どういうイベントが開催されているかは[JP] USiOPORT ウシヲポートといったワールド内に掲示されるものを見るか、VRChatイベントカレンダーで見つけました。

 イベント自体はVRChatにそういうシステムがあるわけじゃなく、おそらく先人の試行錯誤によって今のやり方が確立されているように思います。

 まず、ワールドインスタンスの入場者数に制限があり、せいぜい数十人規模となっています。現実的には50人も居るとPCや回線にもよりますがかなり重く、会話も混線してしまうため、Publicでイベントは現実的ではありません。

 その上、ワールドインスタンスの入場制限がフレンドシステムに依存しているため、予め主催者か関係者のフレンドになっておいて、開始時刻にその人のいるワールドにJoinするという手順が一般化しているようです。(もちろんイベント毎にこの辺のやり方は違うので要確認ですが)

 実際に参加してからフレンドを増やすのは……コミュカつよつよの人はどんどん母しかけていくんでしょうけど、そうでないわたしみたいな人も何度か参加してくうちに慣れてくる……かなあ。わかんないけど、とりあえずプロフィールにTwitterのアカウント乗っけて、毎日参加したイベントとかやたこと書くようにはしています。

 

 いよいよ自分のアバター上げられるようになったら、迷わずBOOTHでGrusちゃんを購入しました。

booth.pmわりと初めからGrusちゃん使いたくてVRChat始めたところもあるので、念願かなったりって感じです。

 お洋服着替えたり改変とかも少しずつ調べながら進めていますが、まず大事なのは指定されたバージョンを合わせるってことでした。新バージョン出てたとしても、まずはバージョン合わせる。上げるのはそれからだ。

 あれこれやりたいことはありつつ、まずはアバター作者さんの作ったお洋服の着せ替えから、身長やスタイルの変更、テクスチャの改変、別作者さんのお洋服着替え……と少しずつステップアップをしています。それにしてもUnityわからん。Blenderは怖くてまだインストールもしてないけど、きっと避けては通れない道なんでしょうね。

 いやでも、ソシャゲのガチャみたいに出るか出ないかわからんシステムより、確実にお値段以上のかわいいが得られて、手をかけただけ成果を得られる(得られないときもある)の楽しいですよー。

 

 MMORPGとかオープンワールドのゲームも世にはいっぱいありますけど、わりと見た目を変えたり新たなワールド行くためにレベル上げとか色々攻略とか必要になるじゃないですか。それはそれで楽しいものですけど、VRChatの良さはそういうの抜きにワールド巡ったりアバターをカスタマイズできるのが性に合ってるのかなとおもいました。そのカスタマイズがUnityとか開発ツールを弄るってのが万人向きとは言いがたいですけど。

 

VR酔いについて

 案外平気かなとおもっていたのですが、2日目くらいからVR酔いの症状が出てきてしまいました。初めのうちは結構キツくて、酔い止めの薬とか購入も検討しましたが、1週間ほどで慣れました。

 今では、頻繁に高速移動するとちょっとクラクラする程度で、普通に遊んでいる分には全然平気です。

 VR酔いを低減する方法としては、移動するときは移動する方向を向く(斜めに移動しない)のと、視点を遠方に持って行ってあまりブレさせないようにするといった感じですね。あとはQuest2側の設定で解像度を下げて、チラつきや情報量を抑制したら少し楽になりました。慣れたら元に戻してます。

 

■Quest2について

  • PCに繋ぐならQuest2本体の容量は128Gで十分。っていうかQuest2側のアプリとか使わんし。
  • USB-C(5V/3A)のケーブル。PC側からの給電があるのでバッテリー切れの心配がありません。
  • Anker Charging Dock for Oculus Quest 2 専用充電ドック買ったけど使ってない。ケーブルからの給電があるから。
  • 100均のワイヤーネット用 鍋蓋ラックに掛けてます。
  • ストラップ等は追加で買った方がいい。特にメガネ勢はズレてメガネのレンズがまぶたに当たって皮脂で視界が……。ってなるので。KIWI designのEliteストラップとフェイスクッションを使っています。
  • 実はパススルーモードで外部の景色を(モノクロで)見ることができます。Quest2本体の設定画面から「ガーディアン」「ダブルタップで周囲確認」をONにする。本体のストラップ付け根あたりを2回トントンって(ちょい強めに)叩くと周囲確認しておさけの場所がわかります。ただしVRChat側の映像や音声は出力されないのと、起動に少々時間がかかるので、意外に使いづらい。

 

■ちょっとした知識など

 知ってしまえばなんでもないことでも、意外と検索しても見つからないことが多くて先人から口伝で教わったりするので、個人的に詰まった所をメモ的に書いてみます。

  • 日本語でプロフィール欄を書くにはWeb上のプロフィールページから。
  • VRC内のカメラのセルフタイマーは今のところ5秒固定(改善して!)
  • アップロードしたアバターを削除するのはUnity上のVRC SDKのパネルから。
  • 起動時のワールド(ホームワールド)は変更できる。Worldsタブから変更するワールドを選択して「Make Home」を押す。
  • SteamVRが終了処理のまま止まったりヘッドセットを認識しなくなったときは、一旦Steam本体を終了させると上手くいくことがある。
  • あとまだなんかあった気がするので思い出したら追記する。