家で使うPCとかタブレットはもっぱらApple製品を使っているのですが、なんやかんやとWindows機(とVM上のLinux)があった方が便利なので、自分で組んだPCをサブ機として運用してます。
今使ってるのは数年前に組んだやつで、それほど不便さは感じてないにしても、微妙にもっさり感は否めず、ファンの音もうるさいのでそろそろ更新の時期かなと感じていました。
そんな折り給付金が入ることもあり、東京へ遊びに行くこともでき溜まっていたストレス解消も兼ねてコストパフォーマンス重視のPCでも組むかと思い立ったのでした。
色々と調べて選定したパーツはこんな感じです。
■CPU - Ryzen 5 3600
このところ性能向上著しく気になってたRyzen。コスパも良いし、これといって魅力の薄いIntelから離れることにします。以前はx86互換CPU大好きっ子だったので元の鞘に戻った気分です。
ファンは付属のもではなく、定番といわれる虎徹MarkIIに替えてみました。
■マザーボード - MSI MEG X570 UNIFY
マザーボードはそこそそこ良いものを選びます。CPUパワーとかグラボは足りなければ後から交換できますけど、マザーボードはなかなかそうはいかないのですからね。
数年は使うことになるので最上位のチップセットであるX570を搭載してる中から耐久性の高そうなもの選びます。Blutoothを使いたいのでできれば内臓してほしい、それと選択の条件として大事なのは光らないこと。
色々候補はありましたが、ミドルクラスの値段だけど電源回路周りはハイエンドの上位機種であるACEを踏襲してるらしく、コストパフォーマンスに秀でているこの機種を選択。あと光らないのがポイント高いです。
購入直後にB550チップセットが出てきて、こっちでも良かったんじゃね?ってのは
考えないことにします。
■メモリ - W4U3200PS-16G x 2
まあOCとかしないのでマザーボードの動作確認取れてる中から価格重視で。素性の知れないバルクメモリとかあまり見なくなりましたね。あっても価格差そんなにないですし。
ひとまず32GBあれば十分でしょう。
■電源 - Seasonic FOCUS-GX-750
信頼と安心のSeasonic製のセミファンレスモデル。他のパーツは陳腐化してもよほどのことがなければ電源は流用できるので、日割りにしたら実質タダです。
■ケース - Cooler Master Silencio S600
ケースは静音ミドルタワーで変な装飾もなく、エアフローも良さそうなものを選択。もちろん光らないので中が見える必要はありません。
■SSD - Seagate
せっかくのRyzenとX570の組み合わせってことで、一箇所くらいは他にない機能を使ってみたく、SSDはPCI Express 4.0接続に対応したNVMe M.2 SSDを選択します。
他のメーカーの500GB製品は軒並み売り切れだったので、選択の余地無くこれを。1Tの方がWrite性能高いのは分かってますが、予算にも限りがあるので。
■グラボ - MSI Radeon RX 570 ARMOR 8G J
それほどゲームをやるつもりもないのと、予算の都合でグラボは節約です。でもまあ前の世代とはいっても今使ってるのに比べたら格段の性能向上なので十分かなと。
■HDD
NASを導入したことによって浮いたTOSHIBAの3TBのを使い回します。今回流用したのはこれだけです。
トータルでお値段ざっくり16万円くらい……あれ?おかしいな(笑)
まあお値段以上の性能になった……と思いたいです。
組み立ては特にハマることもなく完了、配線周りも近頃はやりやすくなりましたね。
早速電源を入れると起動しない。BIOSも立ち上がらずです。マザーボードのLEDには0Dという表示。慌てず騒がずメモリを抜いて1枚ずつスロットを替えて検証。どうやらメモリの初期不良を掴んだようです。
交換の手続きをしつつ稼働する1枚でOSのインストール。なぜかWindowsのインストーラーでSSDを選ぶとエラーになりました。どうやらHDDがブート順で先にあるとダメらしいということで、BIOSでブート順を入れ替えましたがやはりダメ。HDDからのブートをOFFにして、SSDのみにしたらインストールできました。