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雑記帳

AnkerのPrime Charging Station (6-in-1, 140W)がいい感じ。

ここしばらく諸般の事情で泊りがけの外出ができなかったのですが、ようやくその事情も片付いて徐々にですが宿泊もできるようになりました。そなわけでホテルに泊まる機会もちょろちょろ出てきたので、電源タップとUSB充電器が一体となったAnkerのAnker Prime Charging Station (6-in-1, 140W) を購入しました。
 USB充電器としては少々お高いこの製品ですが、旅行に持っていくには使い勝手が良かったです。
 
■良いところ
・AC差込口がついている
・平べったい形状
・ポート数のバランス
 
 まず、AC差込口が2つ付いてること。これが旅行時に大いに助かります。
 ビジネスホテルって電源がテーブルやベッドサイドの微妙な位置に付いてたり、差込口が1個だけしかないなんてことがよくあるんですよね。Macbook用なんかの大きめの充電器だと干渉たり、壁面にある差込口が緩くなってて、充電器の重みで半分抜けそうになるなんて経験がままあります。しかもこういうのってチェックインしてみないとわからないことです。
なので、旅行に電源タップは必需品となっていたのですが、この製品自体がタップの機能を持っているので荷物を一つ減らせて助かります。
 
 平べったい形状も荷物をまとめるときに入れやすく、ケーブル部分も取り外せるため無駄なスペースが少なくて済むのがうれしいです。
 充電器自体の体積が小さくても形状によっては微妙に収まりが悪くて隙間ができてしまうことがあるんですよね。旅の荷物は収まりの良さが大事で、使ってみたけど意外に邪魔でスタメンから外れるってことがたまにあります。その点においてこの形状は良い感じでした。
 
 ポート数はAC x 2 Type-C x 2 Type A x 2という構成で、旅先で使うには丁度いいバランスだと感じました。
 Type-Cが2つあって1ポートなら140W、同時使用でも65W+60Wの出力があるのと、同時にType-AもACも使えるので旅行時に困ることはないです。
 これ以上ポートが必要になるときって、持っていく機材もそれなりに多いってことなので、だったら別途充電器を持っていくなどの対応を考えた方が早いでしょう。
 
■問題点
・価格
唯一のネックは価格ですね。1.5万円弱というのはモバイルバッテリー機能もない充電器に支払う金額としては高めです。セールを狙っても1.3万円くらいとか。前述の利便性が価格と釣り合うかはよくよく検討する必要があるでしょう。
 
■それほどメリット・デメリットを感じないところ
・大きさ重さ
・USB PD 3.1だけど140Wまで
・各ポートの出力状況表示
 
 大きさ重さについては基本的にホテルに置きっぱになるためさして問題になりません。スマホやPCなど各種機器のバッテリーと省電力性能が良くなって、ホテル以外で充電が必要となることって今ではほとんど無いんですよね。
 MacbookはM1になってから稼働時間の伸びがすごくて、なんならホテルでの充電すら要らないレベルですし、iPhoneも一日ぐらいなら十分に持ちます。念のため小型のモバイルバッテリーひとつあれば安心ってな具合です。
 
 出力についてはUSB PD 3.1の規格上240Wまでいけるとはいえ、そこまで電力を必要とする機器は持ってないすし、Macbook Proもいける140Wあれば実用上は困らないです。
 
 各ポートの出力表示については、購入直後は接続した機器に応じて最適な出力がされていることが目視で確認できるの便利だと思いましたが、充電する機器がそうそう頻繁に変わるわけでもないので有用に思えるのは最初だけかなと思いました。
 
 総評としては、機能的には大満足、高めのお値段に見合うかは人それぞれといった感じです。個人的にはもう少し安ければ……って思わなくもないですが変にコストダウンを図って機能を削るとこの製品の持ち味が薄れる気がするので、これはこれで仕方ないかなと納得しています。