*daisystar*

雑記帳

iPad mini (6gen)を買いました

 結構前から移動中の読書や手帳として小型のタブレット端末が欲しいと思っていたのです。それというのも4.7インチのiPhone SE2で電書を読むには視力的に辛くなってきて、とはいえスマホは小型の方がいいというわがままな要求の帰結として、7〜8インチクラスのタブレットを買い足すのがベターだろうとの考えに至ったのです。
 そこで幾つかの端末をピックアップして検討していたところ、まあ既存の資産とかを考えればiPad mini (5gen)だよねえと結論を出したのが確か今年の夏前ぐらいでした。
 ただこの時点で9月くらいにモデルチェンジが来そうな感じでしたので、様子見をしていたところ、期待通りのアップデート内容でしたので即座に飛びつきました。
 もしも本体サイズが5 genより大きくなっていたら現物確認してから購入するか考えたでしょう。

 

 わたしが予約した時点で発売日に入荷するのがピンクしかなかったのですが、色にこだわりは無いので即座に予約しました。少しだけスタァライトしたい気持ちもあったのですが……。


 とくにトラブルも無く発売日に入手。開封の儀とかで1エントリ消費しちゃうような芸風ではないので特に画像は載せません。各種メディア見た方が写真も綺麗ですし、なんだったら家電量販店で現物触った方がいいでしょ。

 手に取った感想は、本体のデザイン変更やらホームボタンが無くなったことにより、思ってた以上にiPad Proのmini版だなあと思いました。プロセッサの性能面でもそうですし、スピーカーの鳴りも良くて、Proとの差別化がカメラ周りくらいかなあって思えてきます。

 短い時間ですが使ってみて思うのは、やっぱりFace IDよりもTouch IDの方が使いやすいなあということです。Face IDはオプション扱いでいいのに。

 

 今回のモデルチェンジでApple Pencil 2対応になったおかげでiPad Pro12.9インチ用に買ったPencilが使い回しができるのはうれしいですね。Apple Pencil 2はマルチペアリングはできないのですが、側面磁気コネクタに吸着させるだけでペアリングできてしまうので、実用上は全く気になりません。Proとminiを左右に並べて使うことなんてそうそうないですし。

 

 アプリとかの使い勝手についてはまあiPad OSなので新味がないといえばそうですけど、電子書籍が綺麗で読みやすいのは買った目的に合致してて好評価です。カラー写真の多い書籍はもちろん、モノクロのマンガやテキストも見やすくなって読書が捗りそうです。
 電書端末としては高価になりますけど、用途はそれだけじゃないから、トータルで見ればコストに対してパフォーマンスは十分でしょう。

 

 個人的に必要としていた機能を全ての面で十全にこなせそうですから、良い買物で居た。

 あえて要望を挙げるならもうちょっと軽くなってくれたらとは思いますが、某メーカーみたいに下手な軽量化で色々失うくらいなら、べつに今の重さでいいです。

Apple TV 4Kが思ってたよりも便利でした

今までネトフリやアマプラの視聴にプレステ4を使っていたのですが、どうも最近ネットワーク接続の調子が悪かったり、コントローラーの調子もおかしかったりしてて、どうしよっかなーと思っていたところ、ふっと天啓が降りてきてApple TV 4Kを買ってしまいました。

現在はまだモニタが4Kではないのですけど、そのうち買い替えるつもりでいるので、今から他の機器も4K対応できるよう移行していく方針にしています。

 

思い返せば以前にFire TVを買ったんですけど、レスポンスが悪くて結局使わなくなったのでした。Fireタブレットもそうなんですけど、Amazonのデバイスって安くいけどどれも動きがもっさりしてて、オレはデバイスを操作したいんじゃなくてコンテンツを見たいだけなんだって結局はゴミになってしまうんですよね。

今でも使っているのはお風呂読書用のKindle Paperwhiteぐらいで、これも遅くて普段使いには適さないのですけど、防水って利点だけ活かしていつ壊れてもいいかなとの割り切りで使っています。

 

そんなわけで、ベンチマークの数字には大して興味ないけど動作のレスポンスについては小うるさいわたしですが、このApple TV 4Kについてはキビキビと十分な速度で動いてくれます。

起動の早さやリモコンの操作性、メニューの選択なんかプレステ4と比較しても仕方ないとはいえ、格段に使いやすくなりました。

 

と、ここまでは想定通りです。メディアストリーミング機器としてはちょい高いかなと感じつつ、プレステ4より場所を取らないからいいかって良かった探しするぐらいの評価でした。当初は。

 

それが使っていくうちに、これってApple Oneを契約していることで付加価値がドンと上乗せされることに気づいたのです。

わたしの場合、動画視聴って半分は作業中のBGM代わりなんですね。あまり作業の邪魔にならない動物や自然のドキュメンタリーとか音楽ライブとかを流しっぱなしにすることが多くて。でも動画サブスクで観られる音楽ライブってそんなに数もないなあと思っててたところ、Apple MusicでアーティストのMV観られることに気づきまして。

まあMV流すだけならYouTubeとかPCで再生することもできるのですが、PCは作業に使ってたりしますし、AppleTVをAVアンプに繋げてメインスピーカーで音を鳴らせるというのも大きくて、AppleTV+のコンテンツ数不足を補って余るほどのメリットが感じられました。

 

さらにApple Arcadeも、iPadでFANTASIANやったときは操作性も悪いしなんかごちゃごちゃした画面だなあって思ってたのに、Apple TV 4Kでモニタに映してみるとジオラマの映像を取り込んだというフィールドの美しさがようやく分かりましたし、ゲームコントローラー繋ぐと操作性も格段に上がって、ようやくこのゲームの良さが伝わって来たという実感があります。

やっぱゲームコントローラーを持つなら画面は正面にないとやりづらいんですよね。iPadや携帯ゲーム系は画面と操作系が一体になってるからいいんですけど、これが分離してならそれなりに画面の大きさなり距離がないと見づらいなあと感じました。

 

あとはAirPlayでMaciPadミラーリングも簡単に繋げることができて、使ってみるとかなり便利です。

 

なんかもうハードからサービスまでAppleに囲い込まれてたら幸せになれるよっていうのは身も蓋もなくてなんだかなあって感じですが、Apple TVって機器がそういう製品やサービスのハブとして機能するように設計されてるってことなのでしょう。

だからApple製品に囲まれて暮らしているような人はお値段以上の価値があるかもしれないし、そうでない人は少しお高いメディアストリーミング機器にしかならないのかなと思います。

WF-1000XM4を買って1週間が経ちました

WF-1000XM3を買ってまだ1年ぐらい。主に通勤で使っていて非常に満足していたのですが、XM4が発表されてスペックを見ると幾つかあった不満点が全て解消されているようだったので、その日の夜にヨドバシで予約。発売日直前に供給が追いついていような話もあって少しやきもきしましたが、めでたく当日に到着しました。

それから1週間使ってみての感想です。

 

まずはケースの大きさ。XM3と比べると目に見えてコンパクトになりました。厚みはそれほど変わらないのですけど、縦横幅が減ったことで鞄にしまいやすくなりました。

本体も出っ張りが減って、より耳へのフィット感が増しました。

画像のイヤーピースはどっちもLなんですけど、一回り小さくなったかな。

 

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装着時の安定感もいい感じ。ただし、ほんの誤差程度ですが、イヤーピースまでの長さが少し詰まったせいか、長時間(2時間くらい)装着したときに、MX3よりも耳孔が疲れやすくなった感じがします。

装着感についてては本当に個人差があるので、あくまで私の感想にしかなりませんけど、女性とか耳穴小さい人は特に実店舗などで試着した方が良いでしょう。

 

肝心の音はについてはSONYのイヤホンらしい音作りになった印象です。

よく言えば華やか、批判的に言えばわちゃわちゃしてるというか。そうは言っても派手に調整してるわけじゃなく、MX3と比べたらというだけで、全体的には落ち着いた原音重視な方向性だと思います。

個人的にはまとまりがあって落ち着いたMX3の方が断然好み。 元々SONYの音よりもShureの方がが好きで愛用していた自分からすると、MX3がSONY的に異質なんだろうなーって思ってましたが、やっぱりSONY的正解に近づけたのかもしれません。

まあこの辺も3日で慣れる雑な耳の持ち主なので、いまではこれでいいやんってなっていますけどね。

 
 
 
接続性とかはMX3の時点でほとんど不都合がなかったので、良くなったかどうかは分かりません。少なくとも1週間使って分かるほどの劣化はないですね。
 
ノイズキャンセリングの性能もMX3と同等以上。電車に乗っていてアナウンスの音が半分くらいに聞こえ、通常の動作音は聞こえないけど強めガタンゴトンって音になると聞こえるくらいです。
風の音が低減されるのがどれくらいか知りたかったけど、今のところは試せていないです。
 
本当に微妙な違いなんですけど、タッチセンサーの反応速度が速くなったことでかなり誤操作が減って使いやすくなりました。MX3だとタッチしてから機能が実行されるまで一瞬間があるせいで、押せてないのかと思って連打して複数回実行されるなんてことがありましたが、MX4はすぐに反応してくれるので、余計なストレスを感じずに済みます。クリック感がない仕様であるため、このレスポンスの向上は本当にうれしい改善点です。
 
DSEEなんちゃらとか360ほげほげとかは使ってないので分かりません。特に使う予定もないですし。
 
1週間使ってみても、カタログスペックだけではなく実際に使ってみてもMX3での足りない所が改善されていて満足できる製品になっていると思いました。
 

Firefoxを使っているとRPCのCPU使用率が上がって最後にPCがフリーズする問題の解決方法

 PCを入れ替えたときから、不定期にFirefoxの動作が重くなり、そのままエクスプロラーを巻き込んで最終的にデスクトップが操作不能になるという問題に悩まされてきました。
 タスクマネージャを見るとRPCサービスのCPU使用率が上がっており、Firefoxを終了すると解消することから、こいつらが悪さしてるのは明白なのですが、原因と対策が分からない。
 ウィルス対策ソフトやマルウェアの存在を疑ったりもしたのですが、色々設定を変えたりスキャンしても効果無しでした。
 前のPCでは問題が起きないので、AMDのCPUとかマザーボード辺りで何かあるのかなと調べても、こちらも特に手がかり無しの行き詰まり状態。

 最近では半分くらいEdgeに移行してたので、このまま完全移行でもいいかなと思っていたところ、ついに解決策が判明しました。

こちらのサイトの記事:

「リモートプロシージャコール」でPCが重いときの原因はFirefoxかATOK - のめうぶろぐ

 要はATOKの「ATOKインサイト」というブラウザ等で表示されている内容から変換候補を出すという超余計なお世話機能がFirefoxアクセシビリティサービスにアクセスしていて、それが原因でRPCが暴走しているという具合。

設定解除の方法は
(1) ATOKプロパティを起動します。
(2) [入力・変換]シートに切り替え、[変換補助]を選択します。
(3) ATOKインサイトを利用する場合は、[一時文書学習候補を表示する]を チェックボックスオン に、利用しない場合は チェックボックスオフ にします。
でOKだそうです。

 で、この設定を外して数日様子を見ていますが、今のところ問題は起きていません。おまけに一部のサイトでやたら読み込み遅かったのが軽くなって万々歳。

 そういや前のPCにはATOK入れてなかったわ。

 ATOKなー。特定の語句が変換できないとか今回みたいな余計な機能追加するわで好きになれないんですけど、そうは言っても日本語入力についてはOS標準のじゃもっとダメだし、独立したメーカーに頑張って貰わないといかんということで課金は続けてるんですけど、ほんとこういうやらかしは勘弁して欲しいです。

HDMIポート不足をMarantzのAVアンプ NR1710で解消した話

 ことの発端は、昨今の情勢で外出もままならいおかげで、この一年くらいのうちにSWITCHを始めmini系ゲーム機などが増えたことにあります。

 それまではWQHDモニタに4ポートのHDMIセレクタを繋げてPCやHDDレコーダーなどを切り替えていました。それがHDMI機器の増加によりポートが足りなくなったのです。
 ゲームやるためにケーブル抜き差しするのはめんどくさいし、そもそもHDMIセレクタはあまりケーブルを抜き差しするようにできてません。それにHDMIセレクタ付属のリモコンはいまいち反応がわるくて、微妙にストレス溜まる感じでした。

 また音声出力に関しても、以前は4chのDJ用ミキサー経由でアクティブスピーカーに出力していたのですけれど、近頃の機器は基本的に音声もHDMI出力で、コンポジット出力なんて無いですし、あったとしてもケーブルの取り回しが邪魔になるので、ついついHDMIでモニターのスピーカーから出力させるようにした結果、ミキサーそのものが無用の長物と化してんですよね。

 さらに今のモニターにはリモコンが付いてないので、音量の上げ下げもめんどくさいし、急な通話とかの際にミュートするのも一手間ということで、その辺の積み重なった不満を解消したいなとあと思っていました。
 でも一般的なHDMIセレクタって多くて5ポートまでで、それ以上になるとグッと値段も上がるし選択肢も限られています。それに音声周りの問題は解決しません。

 それがあるとき、たまたま目に止まったのがmarantzのNR1710でした。HDMI入力がフロント1、リア7も付いている。もちろんサウンド周りは使いこなせないほどの多機能です。
 実はこの機種、既に生産終了して後継のNR1711というのが出ているのですが、こちらは8Kに対応している代わりにHDMIが6ポートに減っています。8Kモニタなんてしばらく手頃な値段にならないですし、それよりもポート数の多い方がうれしい。生産終了ってことで実売価格も6万円弱まで落ちています。
 同価格帯のAVアンプだとHDMIのポート数が5〜6なので、HDMIセレクタとの価格差を考えるとかなり躊躇しますが、8ポートもあるなら検討する価値が出てきます。

 HDMI切り替えのために6万円は高い出費ですけど、前述したとおり音声周りもまとめられて(っていうかそれが本来の使い方ですが……)、配線もスッキリする上リモコンひとつで諸々コントロールできるし、なんならスマホからも操作可能ってことで、奮発しました。まあ第三波やら緊急事態宣言のおかげで東京に遊びに行くこともできず、散財してストレス解消したくなったってのが本音ですが。

 

 前置きが長くなりました。購入後の感想です。
 セッティングはモニタを繋いで画面の指示通りに進めていけば特に迷うことはありませんでした。スピーカーは7.1chまで対応してるのですが、2chしか使いません。宝の持ち腐れな気もしますけど、リアスピーカーを置く場所なんかどこにあるのですか? 無いですよね?
 そうそう、スピーカーも必要だったのでついでに新調しました。コスパ重視で評判の良さげなYAMAHAのNS-BP200です。音については雑な耳しか持ってないのですが十分満足です。
 買ってから気づいたのですが、PCの音声も光出力で繋げられるし、さらにAirPlay2でApple製品の音声をWiFi経由で出力できるんですね。これ、めちゃくちゃ便利じゃないですか。AVアンプってスピーカーから音を出す機器ってイメージでしたが、PCやタブレット・ゲーム機などなどを集約してコントロールできる優れものです。少々お高い買物かもって考えは全くの杞憂でした。今までの不満が一気に解消してQOL爆上がり、本当に買って良かったです。

 

 

 一つだけ不満があるのは、PCやMacbookを繋ぐとWQHDモニタなのにフルHDまでしか解像度が上がらないことです。4K HDMIパススルーなんだから、当然WQHDも行けると思い込んでたのですけど、どうやらそうでないらしいと。どうやらHDMIのパススルーって、そのまま信号を通過させるわけじゃなくて、パススルーする解像度が対応してないとダメっぽいです。いや調べてもHDMIの仕様について詳しい情報が見つからなくて、本当にそういう仕様なのか判断つかないのです。困ったこまった。
まあこの際だから4Kモニタ買っちゃえば即解決なんですけどね☆

 

 

moku×mokuさんのタブレットテーブルが絵を描くときに使いやすいです

だいぶ前に買ったmoku×mokuさんのタブレットテーブルですが、絵を描くときにとても使いやすくて、気づけばもっぱら液タブではなくiPad Proを使うようになってました。
おかげで液タブは年末の大掃除した折に片付けてしまったほどです。

moku-moku.shop

まず始めに断っておきますが、この製品の良さはiPadをお絵描き用途で使う際に最大限発揮されるということです。
他の用途ではこのタブレットテーブルの特徴がメリットとならないか、場合によってはデメリットと感じるかもしれません。
そういう点で決して万人向けではないのでしょうが、iPadを液タブとして活用したいなら、購入を検討する価値があると思います。

まず、iPadの厚さに合わせて造られているため、セットしたときにパネル部分の段差がありません。
そして固定用のノッチ等を設けずに、iPadを乗せるだけの構造になっています。パネルがiPadにフィットする形状となっているため、これでもグラつきガタつきは全然なくて安定しています。
このフラット構造のおかげで、ペンを持って手を動かしても小指側が引っかからないのです。使ってみると分かりますが、ベゼル幅の小さいiPad Proでも画面の端まで存分に使えるようになります。隅々まで有効に利用できるとなると、2割くらい画面が広くなった感じまでしてきます。

素材は木材を原料とした成形板のため手触りが暖かいです。なにより金属やプラスチックなどと違って手汗で滑らない所が良いです。あまり湿気を吸わせると少し反ってきちゃうのですけど、コーナーパネルだけの単品販売もしているので、消耗部品と割り切っていいと思います。

 

あえて欠点を挙げるならば、各パーツをはめ込むだけなので、収納には向かない点です。持ち上げるとスタンド部分が抜け落ちちゃいますし、ちょっとどけようとしてバラバラになるってこともよくあります。
なので、置き場については机上に定位置を決めておく必要があります。
しかしこれ、初めは欠点と思っていましたが使っていくと思わぬ効果があることに気づきました。ダブレットスタンドの置き場所を固定にすることで、絵を描こうと思ったときすぐに描ける環境が構築されることです。
描き始めるのにあれこれ準備しないといけないってなると、ついつい他のことに手を出してペンを握るまで時間がかかるなんてこと、心当たりある人も居ると思います。それが防げるんです。特にiPadの起動の速さも相まって、Apple Pencil手に持って電源入れてすぐに描ける環境が出来上がります。
今まで液タブを準備して、アプリを立ち上げて、たまにドライバの調子が悪くて再起動……って手順を踏んでいたのですが、iPad+タブレットテーブルの環境を手に入れたら、その手順が煩わしくなって自然と液タブの利用頻度が下がっていったってわけです。

 

そんな感じでiPadで絵を描くのなら、moku×mokuさんのタブレットテーブルが非常にお勧めです。

 

一つだけ要望があるとすれば、USB Hubを取り付けたくてものケーブルが干渉してしまうことくらいでしょうか。
じぶんで削っちゃうという手もあるのですけどね。

M1 MacBook Proが届きました。

発表されたその日に発注したMacBook Proが昨日ようやく届きました。

 

小説書きとモバイル用としてMacBook Airを6年ほど使っていて、性能的には困っておらず、今のところ故障もないのですが、ACアダプタのケーブル部分が黄ばんできてそろそろこちらが壊れそうな感じがしてました。

MacBookを長期間使ってる人はご存じだと思いますけど、ACアダプターのケーブル部分って経年劣化で皮膜が一気に裂けちゃうんですよね。もしそうなった場合に、今更転用もできないACアダプターを買い直して使い続けるのもなんだし、そろそろ買い換えの時期かなと思っていた所でした。

そんなときに発表されたM1搭載のMacBook(とmini)。性能面についてはアーキテクチャの違うCPUで比較しても意味がないと思いましたが、そんなことよりバッテリーの持ちがかなり良くなったことが魅力的でした。初物で未知数のM1に手を出すのはリスキーで避けようとおもっていたのですが、それを差し引いてもお釣りが来る稼働時間が決め手となって、気づけばApple Storeで発注してしまいました。

ぶっちゃけ、この時点ではアプリがM1用バイナリになるまでそれほど性能出ないかもと考えていて、まあそれでもテキスト入力に支障がなければ十分だと割り切った買い物だったのです。

 

メモリは16G、ストレージ1Tで迷いませんでしたが、AirとProのどっちかは少々悩みました。けど、とりあえず上位機種を買っておけば後悔しないとの理由でProを選択。ベンチマークの性能を見た後だとAirでもよかった気もしますけど、どうせまた5年くらい使い倒すんだから1日当たりの金額にしたら誤差だと開き直ります。

 

そんなこんなで発売日を過ぎても発送される気配もないまま、既に実機を手にした人のレビューを眺めてどうやら地雷を踏まずに済んだと胸をなで下ろしたのでした。

 

昨日になってようやく到着。初期設定をしてから数時間触ってみた感想です。

・アプリは拍子抜けするくらい普通に動く。間違えてIntel版が届いたのかと不安になるくらい。

Rosettaの変換も6年前のMBAより早く起動するので気にならない。

・速度は速くなったといっても30分で慣れます。やたらと性能が喧伝されるけど、価格帯や電力性能比が高いだけなので、過度の期待は無用かなと。

・とはいえ、ATOKExcelで一瞬待たされたりが無くなったのですごく快適です。

・バッテリーの持ちは期待通りの高性能。出先で不安無く作業できるってのは心強いです。

・スリープの復帰が速い。液晶開いて45度くらいで復帰完了してる感じ。ノートPCというよりタブレットの感覚です。

Kindleのアプリだけクソ重い。ふざけんな!

ってな感じかな。モバイルノートとしてストレス無く使える優秀な道具ですね。

性能面については前述の通り、このバッテリー性能や価格帯で考えると超高性能ですけど、絶対的な速度については過度の期待は禁物でしょう。

 

今後はちょっと時間の余裕があったらフォトショやクリスタの使用感も試してみたいけど、それにはタブレットどうするかですね。

インデザが実用的な速度で動くと、コミケのときもホテルで編集してキンコーズで出力って荒技ができてしまいますね……。