Apple TV 4Kが思ってたよりも便利でした
今までネトフリやアマプラの視聴にプレステ4を使っていたのですが、どうも最近ネットワーク接続の調子が悪かったり、コントローラーの調子もおかしかったりしてて、どうしよっかなーと思っていたところ、ふっと天啓が降りてきてApple TV 4Kを買ってしまいました。
現在はまだモニタが4Kではないのですけど、そのうち買い替えるつもりでいるので、今から他の機器も4K対応できるよう移行していく方針にしています。
思い返せば以前にFire TVを買ったんですけど、レスポンスが悪くて結局使わなくなったのでした。Fireタブレットもそうなんですけど、Amazonのデバイスって安くいけどどれも動きがもっさりしてて、オレはデバイスを操作したいんじゃなくてコンテンツを見たいだけなんだって結局はゴミになってしまうんですよね。
今でも使っているのはお風呂読書用のKindle Paperwhiteぐらいで、これも遅くて普段使いには適さないのですけど、防水って利点だけ活かしていつ壊れてもいいかなとの割り切りで使っています。
そんなわけで、ベンチマークの数字には大して興味ないけど動作のレスポンスについては小うるさいわたしですが、このApple TV 4Kについてはキビキビと十分な速度で動いてくれます。
起動の早さやリモコンの操作性、メニューの選択なんかプレステ4と比較しても仕方ないとはいえ、格段に使いやすくなりました。
と、ここまでは想定通りです。メディアストリーミング機器としてはちょい高いかなと感じつつ、プレステ4より場所を取らないからいいかって良かった探しするぐらいの評価でした。当初は。
それが使っていくうちに、これってApple Oneを契約していることで付加価値がドンと上乗せされることに気づいたのです。
わたしの場合、動画視聴って半分は作業中のBGM代わりなんですね。あまり作業の邪魔にならない動物や自然のドキュメンタリーとか音楽ライブとかを流しっぱなしにすることが多くて。でも動画サブスクで観られる音楽ライブってそんなに数もないなあと思っててたところ、Apple MusicでアーティストのMV観られることに気づきまして。
まあMV流すだけならYouTubeとかPCで再生することもできるのですが、PCは作業に使ってたりしますし、AppleTVをAVアンプに繋げてメインスピーカーで音を鳴らせるというのも大きくて、AppleTV+のコンテンツ数不足を補って余るほどのメリットが感じられました。
さらにApple Arcadeも、iPadでFANTASIANやったときは操作性も悪いしなんかごちゃごちゃした画面だなあって思ってたのに、Apple TV 4Kでモニタに映してみるとジオラマの映像を取り込んだというフィールドの美しさがようやく分かりましたし、ゲームコントローラー繋ぐと操作性も格段に上がって、ようやくこのゲームの良さが伝わって来たという実感があります。
やっぱゲームコントローラーを持つなら画面は正面にないとやりづらいんですよね。iPadや携帯ゲーム系は画面と操作系が一体になってるからいいんですけど、これが分離してならそれなりに画面の大きさなり距離がないと見づらいなあと感じました。
あとはAirPlayでMacやiPadのミラーリングも簡単に繋げることができて、使ってみるとかなり便利です。
なんかもうハードからサービスまでAppleに囲い込まれてたら幸せになれるよっていうのは身も蓋もなくてなんだかなあって感じですが、Apple TVって機器がそういう製品やサービスのハブとして機能するように設計されてるってことなのでしょう。
だからApple製品に囲まれて暮らしているような人はお値段以上の価値があるかもしれないし、そうでない人は少しお高いメディアストリーミング機器にしかならないのかなと思います。