*daisystar*

雑記帳

iPad Pro 12.9インチを買ったぞう <その2> 届いたよ編

 前回までのあらすじ - あつさできがくるってiPad Proを買ってしまった。

 

 ってなことで、今回は色々使ってみた雑感を書いてみたいと思います。近頃のブロガー()なら開封するだけでいかがでしたかと今回の更新を終わらせるところですが、別にアクセス数とか求めてないのでサクサク行きます。だいたい写真とか撮ってないし。

 いざ開封してみると12.9インチ思ってたより大きい。画面広い。そしてずっしり。そりゃあ約13インチなんだし、MBAと同じくらいだから当然ですね。

 まず最初に保護シートを貼ります。全裸で。MS factoryのペーパーライクフィルムは貼りやすくて、不器用な私でも隅っこに気泡ひとつできただけで綺麗に貼れました。よかったよかった。パンツ履きます。

 ホームボタンが無いのには少し違和感。三日で慣れましたけど。Face IDの認識精度自体は問題ないんだけど、ついカメラを手で覆ってたり、脇に置いてるのを使おうとしたときに認識できないので、指紋認証の方が楽だなあと思ったり。

 

 Apple Pencile 2の認識精度は文句なし。ただ、鉛筆を模した形状は個人的にそんなに評価できないかな。細いし長すぎてちょっと疲れます。あと先端が丸いのも好きじゃない。シャープペンシル型のモデルが欲しいなと思いました。
 ダブルタップも軸が細いせいで人差し指に余計な力が必要なのと、描いてて指先が疲れると無意識に軸を回転させる癖があるので誤タップすることも結構あります。
 鉛筆と同じ感覚で使える点では良いのかもしれませんが、鉛筆そのものが入力インターフェースとしてあらゆる点で勝っているとは思えないので、正直言ってお絵描き用入力デバイスとしての持ちやすさ使いやすさはWacomの液タブ用ペンの方が勝っていると感じました。
 ペーパーライクフィルムの書き味は画用紙っぽい感じかな。ケント紙っぽくもう少し滑らかでもいいかなあと思いました。他の製品と比べてみたい気もしつつ、決して安い物じゃないし、今のところは十分満足できてます。

 キーボード無いのはやっぱり不便なので、余ってたMagic Keyboardを接続。どっちにしろApple Pencileでの操作がメインなので、キーボードは左手側に配置する方が使いやすいから、Smart Keyboard Folioは買わなくて正解でした。

 

 そしてやりたいことのひとつである雑誌のサブスク導入は、幾つかあるサービスの中から比較した結果、まずは手初めにマガジンウォーカーに決めました。
 主にカドカワ系の漫画雑誌が読めるというというのが魅力です。やが君と加瀬さんが読めるだけで十分元は取れるし、BL誌も充実してて書店で買いづらいおじさんにも優しいです。
 雑誌のラインナップとしては十分過ぎるくらい。ただ残念なことに、アプリの出来がいまいちです。とにかく落ちて落ちて落ちまくるのはなんとかして欲しいところ。それと、雑誌ごとの未読既読やどこまで読んだかがメニューからぱっと見で分からないのが不便です。読み飛ばししたり希望の作品にすぐ飛びたいっていう欲求はあるけど、目的以外の作品が目に入るのも雑誌ならではの体験なので、ここは仕方ないかなと。
 でもそんなことよりiPad ProのIPS液晶さいこう。12.9インチで正解。漫画雑誌を見開きで違和感もストレス無く読めます。今まで電子書籍って”読む”という行為についてはどうしても紙より劣化したものだと感じていましたが、ここにきてようやく認識が変わりました。そして電子書籍こそCPU/GPUパワーが重要。Kindle辺りの廉価デバイスでもっさりページめくってるのは、必要十分だと思っていても無意識にストレスが溜まっていたのだなと感じました。

 

 動画配信サービスも気楽に観られるようになり、思っていたとおりの満足度です。やっぱリモコンでぽちぽちスクロールさせるより、アプリ起動してリストをスワイプとかタップでささっと選べると、視聴へのハードルがぐっと下がる感じです。これならNetflixあたり追加してもいいかなと思い始めたり。
 実はKndle Fireとかも持ってはいるのですが、安くても遅いデバイスは結局使わなくなるんですよね。なんやかんや言っても速さは正義だなと感じます。

 

 そんなわけで、軽く使ってみた感想として、些細な不満はありますが、総じてお値段相応で払った金額に見合うパフォーマンスを発揮してくれているので、十分納得の買い物でした。
 <その3へ>続け。