私が使っているiPhoneはauのデータ定額プランを契約しているのですが、このデータ定額系プランにはデータシェアというサービスが付いています。これを使うと、複数の端末でデータ容量を共有できるというものです。
データシェア | 料金・割引:スマートフォン・携帯電話 | au
使用できる容量はプランにによって違うのですが、例えば使い放題MAX 5G/4Gですと30Gまで使うことができます。今までは宝の持ち腐れって感じでしたが、サブ端末のiPad miniに十分な容量ということで、設定に挑戦したので手順をまとめてみようと思います。
ちなみにiPadで基本料金無料の「LTEデータプリペイド」プランを使えばiPad側は無料で通信できるのではと考えるのは早計で、当然のように但し書きがあります。
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プリペイドの有効期間は31日しかないので、それを過ぎたら再チャージが必要となるようです。auお前がダメなのそういうとこだぞ。
なので現実的には月々1100円(1G)の「タブレットプランライト 5G/4G」で回線を維持しつつ、iPhone回線側のギガを割り当てるという運用になると思います。
それだったらiPhoneでテザリングすりゃいいじゃん、どうせ使用するギガは同じなんだからってのが多分正解でしょう。
最近の携帯業界に対する総務省のやり口はどうかと思っていますけど、こういう付帯条件つけまるくる業界も悪いっちゃー悪いんですよね。
前提条件
まずはこの記事の前提条件となります。
- iPhoneでauの回線を契約しており、プランがデータシェアに対応している。
- iPad miniはWi-Fi + Cellularモデル。
- Apple Storeで購入。
- 2021年10月時点の情報です。料金プランとか仕様がコロコロ変わるのなんとかならんのかね。
大まかな手順
ざっくりとした手順は以下の通りです。
- iPadのSIMをauでアクティベート(LTEデータプリペイドを契約+au IDを取得)
- 元の回線で使用しているau IDに1で取得したau IDを統合
- データシェアの設定をする
- (必要なら)iPadのプランを変更
やることはこれだけでなんですけどね……。auのサイトに個々の設定は見つかるけれど全体の流れが無いし、ハマりポイントがあったりして一筋縄ではいかないかったです。特にau IDの取得。auお前がダメなのそういうとこだぞ。
iPadのSIMをauでアクティベート(LTEデータプリペイドを契約+au IDを取得)
(1) iPadの[設定]→[モバイルデータ通信]→[新規プランを追加]を選択。
画面の指示に従って、住所やら何やらを登録します。ちなみにクレカ情報の登録が必須です。
(2) 登録が完了するとメールが届きます。さらに30分くらい待たされた後に、手続き完了のメールが届きます。
(3) iPadを再起動します。
(4) メールに書かれているサイトでau IDのパスワードを設定します。
ここが曲者で、Wifiを切って携帯ネットワー
実はiPadの[設定]→[モバイルデータ通信]→[新規プランを追加]からデータチャージを行うことができます。
つまりau ID登録のために1650円支払う必要があるということです。すぐに統合しちゃうのに。auお前がダメなのそういうとこだぞ。
そしてチャージするときにチャージタイミングを「今すぐ」にしておかないと自動チャージが設定されるので注意が必要です。auお前がダメなのそういうとこだぞ。
とにかくこれでiPadでLTE通信ができるようになりました。ここから先はWifiに戻しても大丈夫です。
元の回線で使用しているau IDに取得したau IDを統合+データシェアの設定をする
こちらの設定方法に従って設定すれば特に迷うことないと思います。
やってることはau IDに紐付く回線と契約情報をまとめる作業になると思います。これを行うことで、My auアプリやWebでログインした際に、iPhoneとiPad両方の回線情報を見ることができます。
これでiPhone側のギガをiPadで利用できるようになりました。プリペイドプランは割高なので、継続的に使用するならタブレットプランライト 5G/4Gなどにプラン変更をした方が良いかもしれません。
今のところ私の運用方法はWifiメインですしiPhoneのテザリングで十分な気もしますが、いざ使いたいときにすぐ切り替えられる状態にしておいて困ることはないでしょう。