3/20のWUGオンリーについて
Twitterの方にも少し書きましたが、新刊として予定していた志保ちゃんメインの小説本『嵐の素顔』は発行を取りやめました。
当日の頒布物は既刊のティナx菜野花本『天球儀の夜』、真夢x夏夜本『Green Poinsettia』『Memory of Anemone』のみとなります。
取りやめた直接の理由はWUGとI-1のユニット人気投票なのですが、それ以前から少しずつ貯まってきた感情の最後の一滴でした。
98%まで出来上がっていましたし、とりあえず出すこともできたのですが、やっぱりたった2%でも作品を愛ないまま書いた二次創作を世に出すのは自分としてはあり得ないので仕方ないです。楽しみにしてくださった方、ごめんなさい。
こんなのお祭り企画みたいなものだからべつにいいじゃんと思うかも知れませんが、WUGの作品世界ではファンが複数枚買ったりせず、CDの売り上げがほぼリスナーの数となるように描いてきたくせに、突然人気投票を導入することは安易な発想にしか思えないのです。
最初の劇場版とテレビシリーズで見せてくれた、人物の描写を丁寧に積み重ねていく、普通の会話でしないような説明的な台詞なんかも入れないなどの魅力的な部分が、今はあまり感じられないのです。
きちんと描かれた登場人物や世界と、現実に存在するものが自然に溶け合うことが「ハイパーリンク」だと思っていましたが、どうやらその認識は違っていて、安易にモノや出来事を切り貼りすればそれでOKになるみたいですし。
まあ妄想こじらせたあげく、公式のやることに腹を立てるとかキモすぎて自分のことながら引いてしまうのですが、性分なんだからどうにもならないです。書いているうちにただのキャラではなくて、実在の人物ってくらいに入れこんでしまうのが良くないのでしょうね。
そんなわけで、今後の活動についても全て白紙になっています。夏コミは申し込んでしまっているので、どうするかはオンリー終わってから考えますが、予定していた早坂x松田本は出さないと思います。
こちらが唸るような展開を見せてくれたら、しれっと再開もしたいと思っているのですけれど……。
なんでここ数日、失恋したみたいな気持ちになってるのかわけわかんないです。
本当はこんなこと書きたくないんだよう。
ボッティチェッリ展とWUG i☆Risコンサート
行ってから気づいたのですが、有名な「Adobe Illustrator」の展示は今回ありませんでした。あ、別名「ビーナスの誕生」とも言うやつです。
べつに美術に詳しくないので、すごかったって感想しか無いのですが、週末にしてはわりと空いてました。
夜はWUGとi☆Risのツーマンへ。まあ、声優系はトークコーナー長いよねって思うのですが、ティーバッティングとかやないだけまだマシでした。i☆Risさんの弾けっぷりと、司会のわっしーのおかげで面白かったので結果オーライですが。
やっぱ個人的には曲数多くして欲しかったなあって思います。
それにしても、一緒に行った(元ハロヲタ繋がりの)人とこんな場所で『恋 カナ』を聴くことになるとは思ってもみませんでした。でも『バレンタインキッス』カバーするのは地下アイドルみたいでよろしくないと思うんですよね…あと吉岡さん……
なんか取材なんだか知らないけど、カメラ持ったデブがステージに肘ついて写真撮ってたのがすごく不快でした。ステージはそんな軽々しく触れていい場所じゃ無いだろう。いや本当に非常識すぎて唖然としましたが、他のスタッフもなんで首根っこ捕まえて引きずり出さないんだよって思いました。
『SFまで10万光年以上』刊行記念 原画展示
この週末は東京へ。
この日は特に予定は無かったので、仕事の資料探しに都内の書展巡り。
だいぶ古い本なので期待してませんでしたが、やっぱり収穫なし。近頃は技術書のサイクルも早くて、必要になりそうな本は買えるうちに買っておかないと、後で入手するのに苦労したりするのが悩みのタネですね。
そいで本当の目的である、ジュンク堂池袋店で水玉螢之丞さんの原画展示を見てきました。
水玉さんって、うちら世代にとっては買う雑誌の三冊に一冊は連載持ってるって印象の方だったんですよねえ。それは言い過ぎにしても、なんか先回りされているっていうか、おたくぬりかべっていう感じで。憧れの人でした。
原稿を見ると、思ってたより小さいなあっていうか、誌面で見てたのとあまりサイズ変わらなくて、書き文字の密度がすごかったです。ああ、これも雑誌で読んだっていうのが展示されていて、懐かしくも淋しい気持ちになりました。
もっと大きな展示会あればいいのになあ…
PERSONA3 THE MOVIE #4 Winter of Rebirthを観ました
いよいよの完結編。
ゲームシナリオ通りのストーリーなので、終盤の暗く重苦しい展開が続きました。
でもそのおかげで、全て終わった後の映像が心にグッときます。
あとはラスト手前の光の演出。本当に良かった。天田きゅん荒垣さんとか。
P4もいいけど、個人的にはやっぱP3の方が好きですね。
もう最初に発売されてから10年も経つゲームが原作で、劇場四部作ってのも敷居が高いですが、観に行って良かったです。
あえて残念な点を挙げるなら『ペルソナ』っていう要素が弱かった所ですかね。まあ仕方ないのかな。
ゲームが好きでまだ未見の人は行って損は無いとおもいます。
なんだかトリニティソウルをもう一回観たくなりました。
過去ログも移動しました
さくらにあった去年までの過去ログもはてなに移動しました。
まあ、ほとんどが同人誌の告知で数も少ないので、わざわざ持ってくる必要があるのかと言えば疑問ですが。
ちょっと読み返したら僕ラブ2参加とか懐かしいですね。
なんだかんだで同人誌作るようになって3年くらい経つんですか……。さっぱり進歩していないような気もしますが、未だに楽しく続けています。最初はひとまず半年だけ意地でも続けて、その先を続けようと思えなかったら止めようって考えていましたが、なんだかんだとやっています。書いているときは非常に辛いし苦しいですし、イベント終わってまた増えた在庫の山にお腹が痛くなりますけど。
書きたいお話はいくつかあるのですが、並行処理ができないタイプなので、どこから手をつけたらいいものか悩みますね。
櫻の園を観ました
吉田秋生原作の映画です。公開は1990年だからずいぶん昔になりますね。
以前から観たいと思いつつ、なかなか機会も無かったのですが、ようやくHDリマスター版のDVDを買いました。さすがに今の感覚からすると古くさくて、登場人物の女子高生達が話す内容もズレたように見えてしまいました。だからレンタルでも何でもさっさと観れば良かったんだよ。
百合作品としても既に古典になってしまってるので、こんなにあっさりしてたのかあって思ったりしましたが、それだけにオーソドックスな良さがありました。映像も変にひねくり回したりしてなくて。
つみきみほさんがとても綺麗でした。あの役柄を、飛び抜けて美少女のつみきさんが演じるというのが素晴らしいですね。
なんだか『1999年の夏休み』をまた観たくなりました。DVD持ってるはずなんですが、どこかに埋もれてしまってます……