iMacの環境構築ひとまず完了
MBPからのデータ移行も終わって、ひとまず環境が整いました。
嬉しいのは液タブを使うときにケーブルをつなぎ替えなくてよくなったこと。
MBPのときはmini DisplayPortはモニタで使っていたため、Cintiq 13HDはUSBグラフィックアダプタ(IOデータ USB-RGB3/H)経由で繋いでました。だけどUSBポートも2つしかないため、いちいち外付けのHDDを外してつなぎ替えたりする必要がありました。意外とそれがめんどくさかったかったのですが、今回はThunderbolt - HDMIアダプタで繋いでおけるため、その問題も解消されました。今度は電源の確保が問題になるわけですが。
それと、USBアダプタを使っていたときにあった微妙な遅延が無くなったことが嬉しいです。慣れてしまえば問題ない程度の遅延だったのですが、それでも反応が良いに超したことはありません。
あとはFusion Driveのおかげか、アプリ全般の起動が速くなったことが体感できる違いですね。SSDに替えられたらベストだったのでしょうけど、さすがにそこまでの予算は無いですが……
やっぱり使ってみて不便なのはUSB等のポートが背面にあることですかね。やっぱりUSB3.0のHUBを用意する必要があるかな?
なんだかんだで画面が広がったのはメリット大きくて、CLIP STUDIO PAINTでモニタ側にナビゲーターパレットを表示してページ全体を確認しながら、手元の液タブで作業できるのがいい感じです。ただ、色味が違っているのが悩ましいところですが。設定でなんとかなるのか、後で調べようかと思います。
iMacの環境整備
残業で遅くなったので、いくつかソフトをインストールしたのみ。
メインに使うアプリであるATOKとPhotoshopCC、InDesignCC、あとはEvernoteとDropboxとか。忘れちゃいけない、これのためにMacを使っているといっても過言ではないミミカキエディット。
気づけばクラウドだったりサブスクリプションモデルを当たり前に使うようになってますね。
パッケージが無いのは淋しい気もするけれど、PC入れ替えの時にインストールディスクが無いとか、シリアルがわからないとかわたわたしなくていいのは助かりますね。
バージョンアップは煩わしい面もあるけれど、アップグレード版のパッケージを買ってきてインストールするときにワクワク感があったのも否めないから、善し悪しですね。
iMac買いました
iMac 27インチ Retina 5Kモデル。BTOでCPUだけCore i7にアップデートしました。
一ヶ月くらい前から、メインで使っているMacbook Pro 15インチが頻繁にカーネルパニックを起こすようになって、ドライバの更新からメモリの差し替え、OSの再インストールまで試したけれど症状は改善しなくて困っていました。
どうもGPUが調子悪いらしく、動画とか画面表示周りでちょっと負荷かかるとすぐに再起動になって使い物にならない状態なので、早くなんとかしないと作業に支障が出てきましたし。
修理するにしてもMBPは2010Midモデルでして、まあロジックボード交換とかになるでしょうから、それだったら買い換えたほうがいいなと判断しました。
Mac miniでつなぐという手も考えましたが、なんだかんだで10万円超えてしまいますし割高感もあるので、まあそれだったら今後5年使うつもりでそれなりのスペックのにしようというわけです。どうして普通のデスクトップ機のラインナップが無くしちゃったんだろう。。。
まだまだセットアップを始めたばかりの感想ですが、さすがにRatiaディスプレイは綺麗です。ただ27インチのパネルサイズでは5Kで表示してしまうと文字やウィンドウが小さくなりすぎるため、今の所あんま意味ないかなあって気がします。画面の綺麗さにどれだけ価値を求めるかですかねえ。あとはお絵描きとか文字組みするときにどうか。この辺は使ってみたらまた感想を書くつもりです。
速度面については、さすがにキビキビ動いてくれますが、これはすぐに慣れちゃうでしょうね。
キーボードは使いづらいですねえ。こればっかりは慣れや好みもあるのですが、今こうやって使っていてもストレスが溜まってくるので、MBPで使っていたのを使うつもりです。
あとは机のレイアウトの都合で、モニタの高さを調節できないのが地味に辛いかな。あと光学ドライブついてないのも。いや外付けのを持ってるので繋げばいいのですが、置き場所とか配線が邪魔だったりするんですよね。
まあぼちぼち考えていきます。
劇場版 マリア様がみてる
実写のやつですね。
波瑠さんが小笠原祥子様役をやってると知ったので、先日BDを買って観ました。通常盤は値段も手頃でしたし。
少女映画好きなのでその他の配役も良さそうだし、まあそれなりにアレンジされているのかなと思って気楽に観たら、原作の1巻を生真面目に映像化してて驚きました。いや、自分が原作読んだのもだいぶ昔なので記憶は当てにならないのですけど、たぶんほとんど変えてない印象でした。
なかなか面白かったです。
蔦子さんがかわいかった。
どうせなら続編も作れば良かったのにと思いましたが、興行的にそれほどでもなかったんでしょうかね。
先日部屋の隅から原作がごそっと出てきたので読み返したい気持ちもあるのですが、さすがに量があるので躊躇してしまいます。でも最後までは読んでなくて、持ってるのは全体の6割くらい?
Kindleで全巻セットが安く売ってたら勢いで買ってしまったかもしれませんが、無かったので助かりました。
劇場版WUGと幕張の感想
□大分時間が経ってしまいましたが、12/12,13と劇場版 Wake Up, Girls! beyond the bottomを観てきました。ちょうど幕張でのコンサートがあったので、その前に2回。翌日にもう2回と。
□感想はたぶん観た人みんな思ったでしょうが、テレビアニメ2期があったらやってただろうお話を詰め込んだダイジェストだったなと。
1クールなりきちんと時間をかけて描いていたら、きっと良い話になったのに勿体ないなあと思いました。
丹下社長が事務所の資金を使った先がサファイヤ礼子だったっていうのは良かったですね。そして二人ともセイント40のメンバーだったって繋がりも。いや、グループ解散してから事務所立ち上げて、ずっと一緒にやって来たなんて。どんな百合ですかって話しですよ(ドン!)。
白木さんが志保ちゃんに別のチャンスを与える辺りも良かったです。「運命の女神」の歌詞にもちゃんと繋がっていますしね。
映画全体としては、ぶつ切り感は否めないですけど、全体としてはテンポも良くて楽しかったです。
□ってことで、こっからは偏狭なオタクの重箱の隅つつき。
本当ならば描かれるはずだった、実はこうなっていたというのはいくらでも言えるけど、結局は作られた映像が全てなんです。特に映画は1回の視聴にお金を払うわけで、それを見て伝わらない物なんか不誠実でしかありません。
□まず全般的に、説明台詞や記号的な台詞が多いなあと感じました。冒頭で松田が長々と説明台詞を垂れたところで嫌な予感がしていたんですけど、もう遠慮がないといった感じでしたね。説明台詞の排除っていうのはWUGの分かりにくさでもあるのですが、私はそこに魅力を感じていただけに、すごく残念でした。分かりやすくしないと尺が足りないんでしょうけど。
その割には、前編でも多かった意味のない楽屋落ちも多くて、しんなりしました。現実とのリンクってそんな浅はかなレベルでしか考えられないのかなあって。
□台詞の各所にも気になるところが多くて、特に夏夜ちゃんや菜々美まで「しほっち」って呼ぶのも違和感ありすぎでした。なんかWUGに関わっていなかった脚本家が、キャラクターシート見て愛称が「しほっち」になっていたからそんな台詞を言わせたのじゃないかって感じがします。真相は分かりませんが。とはいえ、監督もチェックしなかったの?って思います。キャラクター毎の台詞のこだわりが無くなって、待田さんは関わってないんだなあって思う次第です。はっきりそういった発表はないのですが、クレジットから名前が消えたってことはそうなんでしょうね。
□I-1の売り上げ、Team MとTeam Sを足して100万枚って、実質100万を割ってるってことですよねえ。両方買う人の人数考えると、むしろ大幅減じゃないのって。それでいいのか白木とダルマ。
□アイドル関係については、本当にツッコミ入れたいところが多すぎで書ききれないのですが、一言でいうと監督はアイドル現場のこと何も知らないし、在宅と(アニオタ側)の視点から一歩も出ようとしてないでアイドルファンを描こうとしているってことですね。
まず2ちゃんねるっていう表現が古くさいというか、無知なんだなあと。
自己顕示欲の強いアニメ・声優オタクと違ってそんなネット偏重じゃないんですけどね。現場に通ってるアイドルオタは大事な情報なんてネットには書かないし、それぞれの嗅覚で現場に行ったら、知ってる顔がいっぱいいたなんてことはざらですから。
ああいう所は弱ヲタがひがみやっかみででぐだぐだやってるのが多いのに。
大田が私設ファンクラブを作ろうなんて言い出すのは、。まあ彼は前からそういうステレオタイプなオタク像だったので、キャラがブレていないと言えるのですが、あれがファンの代表的姿というのもねえ。
□「真摯であること…」っていうのは、藍ちゃんの個人的見解で、メンバー全員に共有されてるわけじゃないんですよね。それも、どうしてそういう考えに至ったかの描写が無いので、唐突に感じられます。今回は本当にそういう場面が多い。それがダイジェストだって感じる大きな要因なのでしょうが、それにしたって作品のキーとなる台詞までってのはねえ。
□そしてアイドルの祭典のステージ直前で真夢ちゃんが「WUGらしさを見つけよう」って言ってずっこけました。えっ、ここまでで見つけてなかったの?っていう。前編がWUGらしさを見失って、そっから地元に戻って地道な(?)活動して、いざ決勝の所でまだそんなこと言う。なのにそれでも優勝してしまうって落ちで本当にもう腰が砕けてしまいました。ばかなの?
センター交代とはいえ、まがりなりにもI-1clubは数十万のCD売り上げるんですよ。しかも複数買い的な描写もない数字で。その上、全国にシアター作ってどこも満員って描いているじゃないですか。それがたかだか一回全国回って路上ライブやった程度で勝てるんだったら、どんだけ楽なのよって話です。
せめて、自分たちらしさを見つけて優勝って流れだったら、最低限ドラマとして成立できないことはないのに、それすら端折ってますからね。
□菜々美が戻ってくる理由もさっぱりわかりませんでした。あれだけ悩んで、みんなに後押しまでされて、菜々美の性格ならばそれを背負ったら戻れないと思うのに。それでもWUGを選ぶというのなら、そこはきちんと描かれるべきなのに、ただ泣いてるだけって、久美菜々美という子をこんなに安売りするなんて残念すぎです。
□細かい描写でも気になるところが多すぎて、志保ちゃんがなんでリトルチャレンジャーちょっと踊り出しただけで汗をかいているとか、サファイア礼子さんがWUGの練習で少女交響曲のイントロだけで曲を書くって言い出すとか、なんでそんな早漏なのよって思いました。
□あとは、テーマソングである『Beyond the Bottom』の歌詞が全然映画の内容にリンクしてないっていうのも酷かったです。
この歌詞でWUGのメンバーが共感するの? サファイア礼子はどうしてこんな歌詞を書いたの? 作詞家にどんな発注したらこんなものが出来てくるのか、そしてそれを採用するのかさっぱり理解できません。映画のクライマックスで流れる曲がそれまで描いてきたストーリーに全然繋がってない。言いたくはないけれど、ラ(略)だってア(略)だってそこは絶対に外しませんよ。結局、この映画で何が描きたかったのか、なにが見せたかったのかわからないままでした。
□腑に落ちないまま気持ちを切り替えて、幕張でのWake Up, Girls Festa. 2015 Beyond the Bottom Extendを観に。こちらはタイトル通り映画のBtBのダメなところを拡張した内容となってました。なんでだよ。
□もうさ、去年のあっち向いてホイもたいがいだったけど、今度はティーバッティングとか、なんでこんなの延々見せられなきゃいけないのかわかりません。途中で飽きて座ったけど、なんかみんな熱心に視ててすごいなと思いました。
それにしても長い。まあ声優系のコンサートだと公演時間が3時間4時間なんてざらだから、ちょっとぐらい長くても仕方ないかなと思ったらそれは甘い考えした。
□そしてI-1clubが歌わない
いや、まさかそれはないだろうと。確かに2人しかいなけど今回の映画でメインとなる2キャラは揃っているんだし。くだらないコーナーで時間潰して、肝心の曲をやらないなんて。ほんとさあ。何のために出演するのか分からないですよ。
□そんでもってラストに白木社長の映像でWake Up, Girls!をI-1clubに吸収合併とか
それ以上の情報が何もないから、どうなるか解らないけれど、映画でもコンサートでもこんなに雑なことやってるんだから、どうせ引きのためだけで内容は空っぽなんでしょとしか思えませんでした。
それでも、監督の言うハイパーリンクとか虚実混交が本気ならば、翌日から劇場版のラストカットにこの映像を挿入するくらいのことをしてもおかしくないと淡い期待を込めて観に行きましたけれど、そんなことありませんでした。本当にご苦労さまでした。
□これからも精一杯気分の向く限りはWake Up, Girls!を応援していきたいと思います。がんばれーWUGちゃーん!!
これ冬コミの新刊入稿する前だったら本当にヤバかったわ。
コミックマーケット89
今日は3日目もありますが、ひとまずお先に新潟へ帰ってきました。
スペースにお越し下さった方々ありがとうございます。新刊も無事に出すことができて、ほっとしています。
せっかく人混みの中足を運んで来て下さるので、おまけ本とか付けたいなーと以前から思っていたので、今回なんとか実現することができて良かったです。
ちなみに、おまけ本というかほぼペーパーなのですが、3Pほどマンガを描きました。マンガと呼べるかはアレですが。
よろしければ感想などいただけたらうれしいです。