*daisystar*

雑記帳

白衣性恋愛症候群 RE:Therapy クリアしました

 PSP版をVitaダウンロード販売で買ってから一年くらい。何度も途中で中断してたのを、ふと思い立ってこの週末で一気にクリアしました。

 

 どうしてこんなに進まなかったのか考えてみると、このゲーム新人看護師の主人公の視点で進むのですが、新人なので失敗とかあったり仕事ができなくて悩んだりします。さらにはこの作品のウリである医療用語とか看護師の勤務についても(素人目には)しっかり描かれているのはいいのですが、プレイヤーとしては自分も仕事から帰ってきて疲れてから少しの時間にこのゲームをやると、新人の視点で先輩に叱られたり、時には登場人物の患者さんに厭味を言われたりして、結構疲れてしまいます。なんか緩い日常系のアニメが流行る理由として同じことが言われてるのに対して、今まで自分は同意してなかったのですが、なんか今回ようやくそれが解った気がします(笑)

 おまけに、攻略キャラのルートに入るまで、あまり物語の起伏が見えにくくて、勤務先と寮でのお話がが続いて、なかなか恋愛にも発展しないから、モチベーションが続かないのかもしれません。

 一旦各キャラのルートまで着いてしまえば、社会人百合としてすごく楽しめるのですが。この辺、なまじ携帯ゲーム機だったので、でちまちま進めようとするのが良くなかったのかもしれません。現に、この週末で一人目のシナリオ終わってからは、一気に全キャラ終わらせてしまいましたし。

 

 発売されてから大分経つので、それなりにネタバレで書いていきます。

 個人的には堺さんとのお話が一番好きでした。あんまりツンデレ属性はないのですが、病院を舞台にした上できちんと死と生を描いているから、堺さんのキャラクターは説得力があって、他のルートでも良い存在感でした。

 山之内さんのシナリオはもっと話が広がりそうと思ってたのに、あっさり終わってしまったのが意外でしたね。

 

 クリアしてみれば、途中で投げてたの勿体無かったなあと思いました。社会人百合好きの人はやって損のないゲームだと思います。