*daisystar*

雑記帳

奥野さんソロイベ感想

 先週末のことですが、奥野香耶さんのFCソロイベントで盛岡まで行ってきました。


 すごく構成と演出が練られていて感心したので、備忘録的に書いておきます。
 なお、だいぶあやふやな記憶を頼りに書いていますし、適当に要約もしているので、間違や思い違いは多分にあります。

 

 ちなみにこのFCソロイベ、それぞれのWUGメンバープロデュースということで、基本に歌があってそれにプラスアルファでメンバーの個性で色々なことをやるっていう構成になっています。今回は東北の各県でそれぞれのメンバーが公演を行うという趣旨で、奥野さんは地元の岩手で開催されました。
 これまでソロイベは4回開催されていて(初回だけソロCDの抽選で、以降はFCイベ)、私は今のところ奥野さんの公演だけは毎年参加しています。
いやあ、新潟から盛岡まで特急と新幹線乗り継いで片道約5時間半大変でしたね……。でも行った甲斐がありましたよ。

 

■昼公演
 開演すると今回のイベントのシステムの説明があり、スクリーンに映し出されるセリフを観客が読む(たまにアドリブも求められる)ことで舞台と会話するように進める応援上映というか疑似ギャルゲーシステム。
 これは去年のソロイベントでもやったのでそれを観ているひとは一瞬で概要を把握できます。
 そしてさりげなく今回の奥野さんの役所がカタカナ表記の「カヤ」であることも知らされます。
 この『カヤ』というのは奥野香耶さんの持ちキャラで、奥野さんのようで奥野さんでないような感じの、人見知りが激しくて壁と話すのが好きだったり、独占欲が強かったり、愛情が重かったりする子なのです。去年のソロイベに登場したのですが、それ以外にもイベントとか配信で「このシュチュエーションでアドリブでセリフを言ってください」みたいな場面で時々ひょいと顔を見せるファンにはなじみのあるキャラだったりします。

 

 最初は普通にイベントの意気込みみたいな映像とかから始まって、声優になったカヤが地元で初めてのソロイベントをやるので、家族や友達も観に来て欲しい。そして高校時代に好きだった先輩(=観客)にも来て欲しいと久しぶりにLINEをするという流れ。
もちろん先輩は行きますと返答。っていうか既に会場に来ているので(笑) そしたらカヤは先輩を見つけたら合図するからどんなのがいいですか?と。客席の声を拾って投げキッスに決定。
 その流れでライブが始まって、5曲ほど歌って途中で先輩見つけて(カメラに向けて)投げキッス。この時点では普通に奥野香耶のソロイベ的な気分で観ているのですが既に術中にはまっている我々。

 歌が終わってあっさりイベント終了のアナウンスが流れて、折角遠征してきたのにちょっと短いかなーと思いながらも、客席の灯りは暗いまま。おやっと思ったところでカヤが登場して、ライブ終わった後に会えませんかと連絡してきます。赤煉瓦の銀行前で待ち合わせて、告白して晴れて二人は付き合うことに。
最後に今の気持ちということで中島愛さんのShining Onをカバー。ちなみに今回のイベント用に作られた奥野さんのソロ曲を重永亮介さんが作曲した繋がりで客入れの音楽も中島愛さんだったりします。まあ奥野さんのソロイベといえばマクロスFなので、ごくごく自然な流れですね。
 そしてスクリーンには「前編終了」の文字が流れて今度こそ昼公演終了。

 

 ……ん? 前編??

 

 かやたんと恋人♡やったー!!となるのは良いファン。
 しかし、よく訓練された我々はこう考えるのです「おかしい。『カヤ』が出てきているのに闇が薄すぎる。夏の強い陽射しには濃い影ができるのが自然なのに。不穏だ……」と。

 

 そうは言ってもまあ後編の夜公演まで少し時間があるし、会場近くにホテルを取ったのでしばし休憩。そしたら恋人になったばかりのカヤから♡なメッセージが! 内容については行った人のお楽しみということで公開を禁止されているし、そうでなくてもカヤからのプライベートはメッセージを晒す気なんてありません。とにかくさっきまでの不穏さなんて吹き飛ばす内容で、無条件にぼくはカヤのこいびとなんだ!!(ぐるぐる目)ってなりました。

 

■夜公演
 さて後編です。
 二人のデート映像が流れ、既に恋人状態で始まります。この時間が永遠に続けばいいのに……。
 でも先輩はオタクなので、付き合ってるくせにカヤのイベント会場に足を運びます。こいつ(自分)ダメなヤツだー!
 カヤは当然の反応として、先輩は声優としての自分と素の自分のどっちが好きなんだろうと考えます。声優のカヤは綺麗なところだけを集めた存在で、本当の自分はそうじゃないことも分かっている。でも恋人の先輩にはそんな自分も丸ごと受けとめてほしい。作られた声優カヤに負けたくないと。
 だからもうイベントには来ないで欲しいとお願いし、先輩は承諾します。脳内ではヤバイ警報がガンガン鳴り響いていますがどうにもならない。

 

 ——約束、守れるわけないじゃん。だって先輩(=観客の自分)はイベント会場に居るという事象は変えられないもの。変えるためにはこの会場から出なくてはならず、そうしたらカヤとの物語は続かなくなるのだから。
 そう。気付けばいつの間にか奥野香耶さんのソロイベントを観ている私という現実が、カヤと先輩の物語に置き換わっているのです。ライブで歌っているのはカヤで、そのカヤがWUGやハナヤマタのキャラソンを歌っている。それを観ている自分の視点は、恋人である先輩のものであると。

 

 これって、去年も同じ流れのシーンがあって、カヤとの約束を破って香耶イベント会場にいって、会場から出ると鉢合わせっていう修羅場。イベントに行くと必ずカヤを裏切ることになるという変えられない因果になってるのが重いです。しかも今回は香耶の存在が消されて完全にカヤと先輩の物語。

 

 さらに、カヤがステージから先輩を見つけてしまうことは昼の公演で示されているから、逃げ場はもうどこにもなくて。昼公演の時点で既に仕込みが済んでいることに気付いたときと絶望が現場に居なかった貴様には分かるか!!
 どうにもならないままライブが始まり、カヤは先輩を見つける。

 それでも先輩は過ちを認めてカヤも許してくれて、もう二度としないと約束するけれど、その現場を運悪く○春に押さえられスクープされてしまいます。

 それがきっかけでしばらく会わないようにするのと同時に、カヤは幸いにもスクープのおかげで名前が知られたことで仕事が忙しくなって、お互いに会いたい想いだけが募って一ヶ月の時間が過ぎていき……。

 そしてカヤは今度のソロイベントが終わったら自分から会いに行こうと決意して、だけどその想いは秘めたまま先輩にLINEを送る。そのソロイベントの会場はもちろん……。


 カヤからのLINEを受け取った先輩は、オタク独自のご都合主義思考でカヤは自分に合いたがっている!となり、ソロイベ会場に行くことにします。ホントこの思考の展開が生々しいというか、こういう自分に都合の良い解釈で考えるオタクいるいるって感じでやたらリアルなのが辛い。

 もちろんカヤは先輩を見つけるわけですが、やっぱり先輩は声優のカヤが好きだったんだ、作られた私に負けちゃったとひとり嘆きます。カバー曲は中島愛の『CALL ME』。先輩がここにいないはずという前提で決められたセットリストで、カヤの気持ちを裏切ってこの場所にいる先輩として聴く「ここにいてほしいのに」という歌詞。
 つらい。

 

 そしてイベント後に、カヤが「家に帰るまでがイベントですよ、無事にかえれたらいいですね」と言ってメールを送信。

 

 公演終了のアナウンスと共に照明が付いて夜公演終了。
 ぽかーんとしてなかなか動かない客。数度のアナウンスでようやく釈然としないまま会場を出て行く。
 昼公演ではアナウンス後にカヤが出てきて物語が続くっていうのをやっておきながら、夜ではその流れをあえて繰り返さないという演出。巧みだけどよくこれ実行しようって思ったなあ。

 

 先輩が家に帰り着いたであろう23時過ぎにカヤからメールが届いて本当にイベントの終了。どんな内容かはもちろんカヤと先輩だけの秘密です。
慣用句的に家に帰るまでがイベントですと言う人は今まで何人もいたけれど、意図的に観客の気持ちを宙に浮かせたまま会場から追い出して、家に着いてからお話を終わらせるというのは初めての経験でした。

 

 そして、土曜日はWUGのメンバーブログで奥野さんが担当の曜日なのですが、イベント終了直後の更新ではあえて内容に触れなかったというのも自覚的で素晴らしかったです。

 

■後から振り返って
 今回のソロイベ、普通のライブだったらやろうと思ってもなかなかできないことを、ファンクラブイベントという特性を最大限に活かしているなあと思いました。

 まず、昼夜公演を前編後編に分けるとという手法。大半の人が昼or夜しか観られないとい情況なら成立しません。この辺は会場キャパに対してどれくらい申し込みがあるかによるので、難しいところもあるのですが、WUGのFCは推しメンを一人指定できて、今回のイベントは推しメンを考慮すると予めアナウンスされています。
 申し込みの状況がどれくらいだったかは外から知りようもないのですが、奥野さん昼夜だけ申し込んでいた自分はどちらも当選でしたので、まあ昼夜観たいって人は観られる情況だったと思います。二次募集も受け付けてましたし。
 FCであれば、どの会員がどの公演を観るか確実に把握できているので、このシナリオにGoを出して大丈夫かの判断を付けられます。
 そしてイベント後に受け取るメッセージ。確実にメールアドレスを登録しているファンクラブだからできた芸当ですね。まあ近頃はチケット取るのにメアド不要って所は無いにしても、システム的な敷居はあって、公演参加者のアドレスだけ抽出して送信ってのは難しいとおもいます。


 それにしても、カヤというキャラクターがどこまで奥野香耶を反映しているのかというのは興味深い疑問です。
 例えば仮にカヤ=奥野香耶だったとしたら、このシナリオで描かれるカヤの「声優としての虚構の自分/声優でない素の自分」の二面性ですら奥野さんにとっては虚構の一部となるわけで、裏の裏は表か裏かみたいに入り組んでしまいます。それにしても声優の姿がそもそも虚構ってさらっと真実を述べちゃうも凄いですよねえ。それって当たり前のことだけど、当たり前と受けとめてないお客さんが多い業界なのに。
 いやまあカヤというキャラクターを演じているにしても、奥野香耶のソロイベを観に来ている人に、あからさまにキャラを作っていると見せるのではなく自然とカヤにスライドさせていったのには舌を巻きました。


 おそらくシナリオは去年と同じく雨野智晴さんだと思うのですが、去年よりもぐっと現実のイベントを体験する人の視点を上手く捕らえてて、こうやって演出に落とし込むのかという技術的なところがよく練られていると感心しました。 

 

 ほんと面白いものを観せていただきました。

 

Razer Tartarus V2をMacで使う

 お絵描き用途に左手入力デバイスが欲しいなーと思っていたところ、昨年Razer Tartarus V2が発売されました。

www.razerzone.com

www.4gamer.net

 本来はゲーム用のデバイスですが、今回ホイールも復活して機能的には十分だったので買ってみました。ちなみにこれ、発売当初は品薄でしたが今では潤沢に流通しているようです。

 

導入について

・パッケージのSYSTEM REQUIREMETSにWindowsとしか書いてない

 Macで使えないのかもって一瞬ヒヤリとしましたが、きちんと使えました。現状、Razer Synapse 3というのがWindows用しかないのですが、MacではRazer Synapse 2を使用すればいいようです。

 

・ドライバCDとかパッケージに入っていません

 サイトからダウンロードする必要があります。まあ、近頃はどのメーカーの機器でも付属のドライバCDより新しいバージョンのドライバが公開されてることが多いので、合理的でしょうね。

 そして、Mac用のドライバの場所が分かりにくいです。製品の頁からはWindows用のドライバダウンロードページに飛ぶので、サポートページの検索から探す必要があります。ちなみに、ここからダウンロードできます。

・ドライバを使用するためにはユーザー登録をする必要があります

 ユーザーアカウントを入力しないとドライバの起動ができません。いや抜け道あるのかもしれないけれど見つけられませんでした。

 ちょっと意味が分かりません。いざ使おうってときにこういう不要な手間を取らせる最悪のユーザビリティ。私にとってユーザー登録するメリットって何? クラウドに設定保存できるとか、別にいらないんですけれど。マーケティング主導な企業風土なのか分からないけれど、一気にRazerってメーカーの評価が下落しました。

 ってか、これ会社が無くなったら再インストール不可になるってことですよね。

 

・ Karabiner-Elementsを使用している人は注意が必要

 キーボードカスタマイズソフトの Karabiner-Elementsはとても便利なのですが、Razer Tartarus V2でキーの割り当て変更時には注意が必要です。

 ドライバでのキー割り当て変更時、Karabiner-Elementsが有効になっているキーボードからの入力は反応しません。

 単純に、Karabiner-ElementsのPreferences画面を開いて、Devicesタブから対象のキーボードのチェックを外してあげればいいので、キー割り当て変更時にチェックを外して、設定が済んだらまた元に戻せばOKです。

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 気づいてしまえば何のことはないのですが、しばらく悩んでしまいました。

 

使用してみた感想

・ぶっちゃけめっちゃ便利

 ☆雑魚絵描きは何度も何度もアンドゥして線を引き直すのですが、ボタン一つでできるのがうれしいです。

 ☆拡大縮小回転もマウスとキーボードを持ち替える必要なくていいです。

 ☆CLIP STUDIOではツールのショートカットを押しっぱなしにしてるとそのツールに切り替わり、離すと元のツールに戻るっていう仕様なのですが、これがめっちゃ相性良い。ブラシや消しゴムを瞬時に使えます。

 ☆キーボードマクロも登録可能。まだ使いこなせていないけれど、色々応用がききます。

 

・サイズ的にはもう少しコンパクトな方がうれしい

 手の大きさは個人差があるので人によるとしか言えないのですが、特に手や指が短いわけでもないわたしでも、親指の方向キーに指を付けた状態ではキーボードの最上段には届かず、少し掌を動かす必要があります。

 まあ、そこまで機能を割り当てて使うこともないので困ってはいないのですが、位置調整とかできないので、手の小さい方はデモ機の置いてあるお店を探して実際に触ってみることをお勧めします。

 海外のゲーマー向けのサイズ感としては丁度良いのかもしれませんが、なんかキーボード光らせるくらいだったら、位置を調整出来るようにキーボード部分がスライドできたりして欲しいです。

 

・なんかキーボードが明滅して邪魔だった

 ドライバの設定で消せるのですが、Mac OS 10.11 (El Capitan)のときは設定変更しても反映されませんでした。

 邪魔だなーと思っていたのですが、別件で10.13 (High Sierra)にアップデートしたらきちんと設定通りに消えたので、ドライバのバグなんでしょうか。

 

総評

良い買物をしました。問題点が無いとは言いませんが、機能的には満足していますし、価格的にもお絵描きの時の煩わしさが少なくなる効果を考えたら1万円ちょい払う価値はあると感じました。

 ただ、こういうデバイスは手になじむかどうかが一番のポイントですから、まずは実機を触ってみるのが良いと思います。

 

WUGの既刊同人誌についての紹介

 気づけばWUGの二次創作を初めて3年が過ぎて、既刊の点数も多くなって分かりづらいと思いましたので、整理してみました。

カップリングは違っていても、基本的に共通の世界観・共通の時間軸となっています。

ある本でキャラが言及していることが別の本に出てくるといったお遊びもあったり。

なお、価格は発表当時のものであり、都合により変更になる場合があります。

 

小説

□真夢×夏夜シリーズ


菊間夏夜の視点で語られるお話。
悲しい出来事に傷ついて、生まれた場所から離れることになったふたりは、杜の都仙台で出会った。
アイドルとして活動しながら、惹かれ合いお互いに寄り添うことで少しずつ過去と向き合い、手を取り合って未来へと歩き始める物語。

 

 

Green Poinsettia

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作品情報:2015/08/15 B6 60P 300円

紹介:『七人のアイドル』編
 2014年のクリスマスイヴ。夏夜は恋人となった真夢と共にイルミネーションから離れてキスをした。そして夏夜は一年前のことを振り返る。
 Wake Up, GIrls!としてオーディションに合格した6人で活動していく中、時折耳にしていた『島田真夢』という名前。夏夜にとってそれはTVや雑誌で見たことのある芸能人の名前に過ぎなかった。スキャンダルで芸能界を追われ消えていった存在。
 だが夏夜は宵闇の中に真夢の姿を見つけた。そして真夢もアイドルとしての煌めきによって夏夜が目を背けていたものに光を当てた。
 そこから二人の物語が始まったのだった。

 

☆なお、Pixivに全文公開してあります。

www.pixiv.net

Memory of Anemone

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作品情報:2015/12/29 B6 108P 400円
紹介:テレビシリーズ編
 真夢がWake Up, Girls!に加わわって、メンバー同士が時にはぶつかり合いながらも徐々にお互いを理解するようになっていた。
 気仙沼での合宿を経て真夢と夏夜の距離も一層近づいた。しかし夏夜にはまだ乗り越えられない胸の苦しみがあった。発作のようにそのやりきれなさが襲ってきて呑み込まれようとしたとき、手を差し伸べてくれたのは真夢だった。

 

Weekend Monument

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作品情報:2016/12/30 B6 96P 400円
紹介:『青春の影』編
 こっそりと付き合い始めた真夢と夏夜。アイドルの祭典も準優勝を勝ち取り、bvexからのメジャーデビューも決まって平日は仙台、週末は東京での生活が始まった。
 週末のホテル暮らしは図らずも同室になり、お互いの親密さを深めていった。
 だが、メジャーの舞台に躍り出ることは必然的に真夢とI-1clubの接近も意味し、夏夜の心中は穏やかではいられないのだった。

 

Crazy Thing

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作品情報:2017/08/12 B6 300円
紹介:BtB編その1
 季節は夏へと移り変わり、仙台に戻ってアイドルの祭典に向けて心機一転活動を再開したWake Up. Girls!。
 真夢と夏夜も二人で仙台城から市街を見渡してお互いの想いを確かめ合う。
 夏夜という全てをさらけ出せる理解者を得たことで、どんどんと解放されていく真夢。しかし夏夜にとっては真夢とI-1clubのことが未だ気がかりだ。そんな中Wake Up. Girls!の全国プロモーションツアーが始まり、博多にも行くことになった。そこはI-1club元センターの岩崎志保が移り住んでいる土地だった。


Dancin’In The Light

作品情報:2017/12/30 B6 82P 300円
紹介:BtB編その2
 新刊

 

□ティナ×菜野花


天球儀の夜

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作品情報:2015/05/30 B6 100P 500円
 現実主義で、快楽主義で、少し意地が悪くて、だいぶ意地っ張りで、プライドを持っていて、ルックスは真逆。そもそも恋人ですらない。だけど一緒にいることを心地よいと感じている(相手には教えないけど)。そんな二人のお話。


マリリス

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作品情報:2017/12/30 B6 100P 400円

 新刊

 

漫画


□真夢×夏夜


ひとときの未来

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作品情報:2017/05/28 A5 20P 300円
真夢の誕生日を前にして、プレゼントは何が欲しいかと聞いた夏夜に対して真夢が望んだのは高校の制服を着て欲しいというものだった。


□松田×早坂


échec

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作品情報:2016/08/12 A5 28P 300円
「素顔でKiss me」の売り上げが芳しくなく窮地に立たされたWake Up, Girls!
松田は何か出来ることはないかと、もう一度早坂の元へと足を運んだ。
頼み込む松田に対し早坂はある条件を出した。

 

 

Scrivenerがいつの間にかMac App Storeで買えなくなっていた(買えるようになりました)

テキストライティング用のソフトにScrivenerという物があります。

超便利なので私も小説を書くときに使用しているのですが、このたびメジャーアップデートしたようです。早速試してみようと思い立ちMac App Storeで検索たところ、何故か旧バージョンも含めて見つかりませんでした。

検索の不具合かなと思いググってApp Storeのリンクから飛んでみたところ、お住まいの地域では購入できないとのメッセージが。

 

今までは買えてたのにどうしてかと思いつつ公式サイトを確認したところ、どうやら税制上の理由で日本からの購入はできないようになっているとのことでした。

Mac App Store FAQ / Purchasing and Installation / Knowledge Base - Literature and Latte Support

Thus, for the time being, we are unable to make Scrivener available on the Mac App Store in New Zealand, Japan, Korea, Taiwan, Norway, Russia and a number of other countries.

これはApp Storeの問題なので、Webサイトから直接購入することはできるようなのですが、クリック一つで購入できないのは非常にめんどくさいです……

状況が変われば再開もあり得るようですから待つのも手ですが、いつになるか分からないものを待ってても仕方ないですし、ヒマを見てWebサイトで買うつもりですが。

 

追記:

どうやら新バージョンをMac App Storeに登録するためにVer 2も一時的に取り下げているみたいです。とはいえFAQの記述もあるわけで、もう少し様子を見た方が良いようです。

Scrivener 2 No Longer Available on the Mac App Store | Literature and Latte

 

さらに追記(11/30):

ようやくMac App Storeに登録されました。日本からも問題なく購入できるようです。よかったよかった。

Widndows10にOSをアップデートしたらメモリ使用率が100%になる問題をようやく解決

Windows10にOSをアップグレードした後、原因不明のメモリリークで使用率100%になる問題に遭遇していました。

 

タスクマネージャーやRAMMapを使っても何がメモリを食いつぶしてるのか原因を特定できず。まあカーネルモードで動いてるドライバかサービス辺りなんでしょうけど、追求するのもめんどくさくて。

現在はMacメインで使っているため、ながら作業での動画再生とか、Winでしかできない作業用でしか使っておらず、ひとまずメモリを24Gまで増やすことでなんとか誤魔化していたのですが、ようやく解決することができました。

 

悪さをしていたのはMSIマザーボードに載っているKiller E2200というネットワークコントローラーチップのドライバでした。

これがWindows10用じゃなかったのでリークしていたようです。以下のURLから最新版を取得して更新したらあっさり解決しました。

http://www.killernetworking.com/product-support/driver-downloads

 

ドライバの更新なんて基本中の基本で、当然最初に疑うべきなのですが。

実はMSIマザーボードには、MSI Live Updateっていうツールが付属していて、これはファームやドライバを検索して更新してくれるっていう横着ができる代物です。しかしこいつが曲者で、件のドライバを最新版にしてくれてなかったのです。

MSI的にはチップベンダーの最新ドライバまでフォローしてないってことなのかもしれません。

 

分かってしまえば簡単なことなんですけどね。普段は横着してても、問題が起きたらイチからきちんと切り分けしましょうって教訓でした。

WUGオンリーありがとうございました&冬コミについて

帰宅して早々に風邪を引いてしまい今日まで寝込んでました。

おそらくホテルで薄着のまま寝落ちしたせいだと思います。油断大敵。

 

さてさて、WUGオンリーですが、毎度の事ながらありがとうございました。

今回は同時開催だったバンドリの盛り上がり凄かったですね。他ジャンルながら、同人誌を作りたい人と読みたい人の熱気がぐるぐる渦巻いてるのを見るのは刺激的で良いですね。なんか初回のWUGオンリーを思い出してうるっときたり。

 

うちのサークル的には、近頃は新刊以外あまり動かないので、既刊の持ち込みをどうしようか迷っていたのですが、今回は既刊を手にとって頂く方が多かったのが嬉しかったです。新章始まった効果なのでしょうか。

 

今回の新刊についてですが、本来は印刷所にお願いしたかったのですが、どうしても〆切りに間に合わなかったため、コピー誌となりました。今まで4冊とも同じ仕様で出してきたのに最後だけ違うのも嫌なので、個人的なこだわりで冬コミでオフセ版を出します。

今回ご購入頂いた方には引換券をお渡ししましたが、そちらをお持ちいただければ無償で交換いたします。ぶっちゃけ冬コミの早割分で賄えるので遠慮せずどうぞ。

 

ずっと真夢×夏夜で書いてきてようやく完結させることができました。

夏夜ちゃんが過去に向き合い、現在を受け容れて、未来に向かうという心のグラデーションを描いて、それが真夢ちゃんとの関係性に於いて必然となるように……ってしてたら随分と時間がかかってしまいましたが。

伏線っぽいところを回収しないのは意図したものです。綺麗にまとまって終わりじゃなくて、二人の生活は続いていくような形の方が自然だと思うからです。

 

 

あっという間に開催が迫ってきてるコミックマーケット93ですが、今回もスペースいただくことができました。

 

  12/30(土) 東 O-42b daisystar

 

新刊はI-1clubの百合小説本を予定しています。

今回は再録と書き下ろしが半々くらいになると思います。真夢×夏夜本でもちらりとI-1のメンバーが出てきましたが、基本的にそちらと繋がっていますので、両方読めば二度美味しい感じになるかもしれません。

 

まずはきちんと出せるように原稿頑張ります。

WUGオンリーの告知と近況など

今週末5/24に大田区産業プラザPiO・小展示ホールで開催されるWUGオンリーにサークル参加します。そして新刊出します。

スペースNo.はB-14 daisystarです。

http://wugonly.com/list/

 

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ひとときの未来 A5 / 20P / 300円

真夢×夏夜で制服でおせっせする本です。R-18。

なんと今回は去年の夏に出した早坂×松田に続いて、マンガを描きました。

所謂ウスイ・ホンです。せっかく同人活動するからには、いっぺん作ってみたかったのです。

書店委託などの予定はありませんので、ぜひイベント会場で僕と握手!

 

近況としては、仕事以外はずっと引きこもってこの原稿を描いていました。外出らしい外出と言えば、ゴールデンウィークに大洗に行ったことぐらいです。

着いたらまずは地引き網。捕った獲物は抽選で分配されるのですが、なぜかここで強運を発揮し立派な黒鯛をゲット。この勢いに乗ってとFGOのガチャを回したら見事にドブ。何しに来たんだっけ。

わたしは初めての大洗でしたが、面子の過半数がもう何度も訪れている強者達なので、地元イベントだけでなく、主要なポイントも迷うことなくアテンドしてくれました。地方の寂れた(元)商店街は味わい深いものでした。

わりとあからさまな観光地然としてない所が魅力かなと思います。また行きたいです。

 

それから、大洗に行く前日はバベルの塔展とシャセリオー展も観てきました。バベルはいまいち。シャセリオーは素描とかもあって充実してて良かったです。